神々と英雄のレリーフのある半円台 ニコポリス |
Το Ημικυκλικό Βάθρο με Ανάγλυφη Αρχαϊστική Παράσταση
Δέκα Θεών και Ηρώων
The Semi-circular Base with Reliefs of Ten Gods and Hero
ニコポリス考古学博物館
Αρχαιολογικό Μουσείο Νικόπολης
Archaeological Museum of Nikopolis
この半円台のレリーフはローマ時代のもので、アウグストゥス記念建築物内の
アポロ神域あたりにあったらしいです。その遺跡はフェンスで頑丈に囲ってあるので
外からは見えますが、アポロン神域は見えませんでした。
この半円台に描かれている神々と英雄のレリーフに感動しました。
この中にレト女神とへーベー女神(あるいはヘラ女神)が描かれていたからです。
このレリーフは左からアテナ女神、ヘラクレス、へーベー女神(あるいはヘラ女神)、美と優雅の司る三女神立ち、ヘルメス神、レト女神、アルテミス女神、アポロン神と並んでいます。
部分写真
①アテナ女神、ヘラクレス、へーベー女神(あるいはヘラ女神)と配置されています。
わたくしは、神となったヘラクレスの後のついてくるのは妻である青春の女神へーベー、と思います。
博物館の説明にははへーベー女神ではあるいはヘラ女神ともありましたが、ヘラ女神ならゼウス大神の隣に描かれるはずだと思いました。
②カリテス(美と優雅を司る女神たち(あるいはニンフたち)
③ヘルメス神には足に羽がついています。カリテスとレト女神の間に描かれています。
④レト女神、アルテミス女神、アポロン神
レト女神の彫像やレリーフなどなかなか見つからないので、わたくしには貴重でした。
半円台のレリーフをとても興味深く思いました。
もしもこの半円台がもうひとつあったなら 、ゼウス神とヘラ女神は並んでいて次にアレス軍神、へーバイトス神、アフロディーテ美神、ディオニュソス酒神、ポセイドン海神、ヘスティア女神、デメテール女神、ペルセポネ女神の配置されているのではないかなと思いました。