2015年 09月 30日
キトノス島のドリオピダ村は古代ドリピスだった! |
Κύθνος - Δρυοπίδα
Kythnos - Doriopida
キトノス島ドリピダはホラから8キロメートルのところに位置する。
人口325人(2011年調査)の村で、キトノス島で三番目に大きな村である。
この地は古代においてはドリピス(Δρυοπίς / Dryopis)と呼ばれて集落だった。
ヘロドトスによると古代ギリシャの部族のドリス人の住む集落として記述されている。
この人々は寸話によるとヘラクレスによって駆逐され、このちに来た者たちである。
その後トゥキュディデスもこの部族について記述している。
そして長い年月の間のこの地の呼称は幾度か変わったが、
このドリス人はその後はドーリス人として知られるのだが、
キトノス島ではドリス人なのである。その詳細はわたくしにはわからない。
ドリオピダという地名は19世紀にギリシャ国王オットー1世によって変更された。
同じ部族なのだが、キトノス島の部族ははドリス人ということだ。
ドリス人とドーリス人文字表記は異なっているのでここの掲げておく。
ドリス人 単 Δρυς (Drys) 複 Δρύοπες(Dryopes) ()内はラテン文字
ドーリス人単 Δωριεύς(Dorieys) 複 Δωριείς(Dorieis)
遺跡なども探せば出てくるかもしれないが、まぁ、どこでも掘れば、
何かは出てくるかもしれないが、今はその上に美しい村があるのだ。
村全体はこのような姿をしている。

村の中はエーゲ海の伝統的なキクラデス諸島の家や道が張り巡らされ、
車で入ることは出来ないが、村の入口の駐車場があった。
そこには小さな日用雑貨食料品店がある。

古代もこのような感じで集落があったのであろう。
まぁ、時代が下がれな大きな石は小さくなって、
古代建築物は、中世の建築物に再利用を重ねている。

このような辺鄙な村でも夏は人が一いっぱいで広場のカフェバーは大忙しである。
外国人の観光客がこんなところにもいるのだなぁと驚くのだ。
キトノス島の問題点はWIFIのシグナルっいうの?それがぐらついてしまうし、
それから靴屋もなかったし、医療センターというかクリニックがなかったので、
なんとなく不安な気持ちになってしまった。

村の中にカフェバーの看板を発見した。なかなかしゃれた看板である。

カフェバーは西日が射しているので誰もいないが、夕方かちらほら人が集まる。


聖アンナと聖アポストロスという聖人を名前がついた教会である。
わたくしが行ったときは夏休みだったので、この教会の広場で、村のお子ちゃまたちが遊んでいた。或いは一族がこの村出身で家がある人たち子供たちかもしれない。子供たちを田舎のおじいちゃんとおばあちゃんが預かって、両親はアテネで働いているというケースもある。
それから村の中の家や部屋を借りて夏の間だけ住んでいる外国人の子供たちもパラパラいたような、、。
Kythnos - Doriopida
キトノス島ドリピダはホラから8キロメートルのところに位置する。
人口325人(2011年調査)の村で、キトノス島で三番目に大きな村である。
この地は古代においてはドリピス(Δρυοπίς / Dryopis)と呼ばれて集落だった。
ヘロドトスによると古代ギリシャの部族のドリス人の住む集落として記述されている。
この人々は寸話によるとヘラクレスによって駆逐され、このちに来た者たちである。
その後トゥキュディデスもこの部族について記述している。
そして長い年月の間のこの地の呼称は幾度か変わったが、
このドリス人はその後はドーリス人として知られるのだが、
キトノス島ではドリス人なのである。その詳細はわたくしにはわからない。
ドリオピダという地名は19世紀にギリシャ国王オットー1世によって変更された。
同じ部族なのだが、キトノス島の部族ははドリス人ということだ。
ドリス人とドーリス人文字表記は異なっているのでここの掲げておく。
ドリス人 単 Δρυς (Drys) 複 Δρύοπες(Dryopes) ()内はラテン文字
ドーリス人単 Δωριεύς(Dorieys) 複 Δωριείς(Dorieis)
遺跡なども探せば出てくるかもしれないが、まぁ、どこでも掘れば、
何かは出てくるかもしれないが、今はその上に美しい村があるのだ。
村全体はこのような姿をしている。

村の中はエーゲ海の伝統的なキクラデス諸島の家や道が張り巡らされ、
車で入ることは出来ないが、村の入口の駐車場があった。
そこには小さな日用雑貨食料品店がある。

古代もこのような感じで集落があったのであろう。
まぁ、時代が下がれな大きな石は小さくなって、
古代建築物は、中世の建築物に再利用を重ねている。

このような辺鄙な村でも夏は人が一いっぱいで広場のカフェバーは大忙しである。
外国人の観光客がこんなところにもいるのだなぁと驚くのだ。
キトノス島の問題点はWIFIのシグナルっいうの?それがぐらついてしまうし、
それから靴屋もなかったし、医療センターというかクリニックがなかったので、
なんとなく不安な気持ちになってしまった。

村の中にカフェバーの看板を発見した。なかなかしゃれた看板である。

カフェバーは西日が射しているので誰もいないが、夕方かちらほら人が集まる。

アギア・アンナとアギオス・アポストロス教会

聖アンナと聖アポストロスという聖人を名前がついた教会である。
わたくしが行ったときは夏休みだったので、この教会の広場で、村のお子ちゃまたちが遊んでいた。或いは一族がこの村出身で家がある人たち子供たちかもしれない。子供たちを田舎のおじいちゃんとおばあちゃんが預かって、両親はアテネで働いているというケースもある。
それから村の中の家や部屋を借りて夏の間だけ住んでいる外国人の子供たちもパラパラいたような、、。
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by lemonodasos
| 2015-09-30 20:51
| キトノス島
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