アテネのアスクレピス聖域 |
Το Ασκληπιείο των Αθηνών
The Askepiein of Athens
アテネ市半島アクロポリスふもと南側
現代ギリシャ語のΑσκληπιείοはというのは、アスクリピオと発音し、英語だとアスクレピオンであります。日本語でもアスクレピオンを採用している本もあるので、アスクレピオンにした方がよいのかなぁ?と思う今日この頃になりました。
古代ギリシャ語ではアスクレーピエオ或いはアスクレーペイオンと呼ばれたのでしょう。古代ギリシャ語はちょっとわかりません。そのうちわかるギリシャ人に聞いてみましょう。
アスクリピオ(英語アスクレピオン)というのは、アスクレピオス医神の神域で、神殿および医慮設備のあります。
アテネのアスクリピオ(英語はアスクレピオン)はエピダヴロスやコス島のよりは小規模ではありますが、それなりにきちんと設備された古代医療センターだったようです。
写真をごらんのように、ずっと長く修復中のまんま、あります。
この風景を真上から見たツレは、、、
ほらね、この中に神殿が二つあんのよ!わかる?
紀元前4世紀のと5世紀の神殿があって、そこに聖なる泉があんのよ!
覚えておきなさい!
、、、と言うのでありました。
私は立入禁止で入れないので、わかるわけないじゃろが!と思いましたが、
こういうときは穏やかに微笑み、あら、ほんと!ということにしています。
大人ですから、、、。
アクロポリスの南の城壁の下にアスクレピオスの神殿およびその施設があります。
写真の中の新品の真っ白な大理石の柱が3本あります。あんまり新しくてそこだけぴかぴかしているように思いました。なんだか修復ではなく新築になりそうで、、どうなんだろうなぁと思いました。
ほどよいベージュ色になるには2000年の歳月が必要なのでしょう。
ここ発見されたレリーフが、アテネ国立考古学博物館にありました。
神殿入口のところに座っているのがエピローネ女神(ニンフ?かも)、その奥に立っているのがアスクレピオス医神、その奥にヒュギエイア女神がいるようです。
エピローネはアスクレピオスの妻で、痛みを和らげる女神或いはニンフで、ヒュギエイアは娘神です。神殿の前に並んでいる人々は捧げ物を持ってお参りに来ているという図でしょうか、、。
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