古代アゴラ考古学博物館のヘルメス像三体 |
そのお店が並んだ古代都市の円柱の上にあったのが下のヘルメス像です。
ヘルメス(Hermes)は日本で、ギリシャだとエルミス(Ερμής)で、フランスだとエルメス(Hermès)という風になっていて、誰でも耳にすると思います。
ヘルメスのオリンポスの十二神で、父は大神ゼウスで、母親は妖精のマイアです。
ゼウスが一番便利に頼みごとが出来る息子でした。
さて古代アゴラで発見されたヘルメスの頭部は、古代アゴラ内にある考古学博物館(アッタロスのストア)にあります。
石柱にあった大理石のヘルメス頭部
Μαρμάρινες Κεφαλές Ερμαικών Στηλών
Mable Herm Heads
上の赤文字は古代アゴラの博物館に書かれていた展示品のタイトルです。そのまま書きました。
写真左端が紀元前510年(~500年くらいまで)のものです。その次に古いのが右下にあるもので紀元前425年のものです。中央にあるのが西暦2世紀のものです。
いやぁ、ヘルメス像というとどうしても、アポロン神より若く表現されることが多く、ひげなどもありません。作者によっていろいろなので面白いと思って見ました。
ヘルメス像がゼウスやポセイドンのように表現されているので驚きました。
ギリシャに残されている彫像は各地域にたくさんあって、驚くべきものが楽さんあります。
さて8/3日、TV番組の世界遺産はオリンピアでした。オリンピック年とのことで、競技や選手の肉体美(彫刻) 宿泊施設など説明がされてました。肉体美の紹介で、私の好きな「ディオニッソスを抱くヘルメス」が紹介されました。足先から順番にゆっくり、ヘルメスの美しさを見せてくれました。し・あ・わ・せ・ もうすぐオリンピック開催ですね
中々本調子にはなりません。そろそろ町に出かけてみたいと思います。