プラカの壁の落書き |
パノス通りの最後のお土産やさんがキリア・アルテミスのお店です。
主にカバン類が置いてあります。
皆さん、ギリシャにお越しの際は、高いものではなく絵葉書でもどうぞ!
さてそのお土産やさんの隣に廃業したタベルナがあります。
なんと最近書かれた落書きがあります。
人がすまなくなった家は傷みもひどくなりますが、落書きも増えていきます。
このタベルナはネフェリと言ってその昔は大繁盛していました。
オーナーが年をとったのか、年金とるようになったのかは知りませんが、
廃業して、今は田舎暮らしをしているようです。
この落書きは
ΤΙΠΟΤΑ ΔΕΝ ΕΙΝΑΙ ΤΥΧΑΙΟ.
(ティポタ デン イネ ティヒオ)
偶然なことはなにもない、、とでも訳すのでしょうか?
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ギリシャでは、落書きまで哲学的。。。
瞳を閉じると、ギリシャの風を感じる事が出来そうな静かな宵です☆
10年ほど前にアテネから持って帰ったブズーキを時々弾いていますが、大きく開いたサウンドホールから出てくる音は実にギリシア的ですね。近隣の同種の楽器とはあきらかに違う音がします。
でもちょっとおしゃれに見えるのはコメットだけ?
ΤΙΠΟΤΑ ΔΕΝ ΕΙΝΑΙ ΤΥΧΑΙΟ.
一生懸命今まで働いていたお店を閉めなければいけないほど悲しいことはないですよね。
でもそれは、偶然では、起こらない。
そう解釈しました。
なんとなく落書きが啓示のように思えました。