紀元前300年のテミス女神像 |
アテネ国立考古学博物館にて撮影
このテミス女神像は古代都市ラムヌースの住んでいたギリシャ人彫刻家ヘレストラトス(ギリシャ語Χαιρέστρατος/ラテン語でChairestratos=カイレストラトス)の作品です。ヘレストラスは現代ギリシャ語読みです。
古代遺跡ラムヌースのネメシス神殿で発見されました。
古代ギリシャの都市国家には彫刻家がいて、その彫刻家は都市計画もしました。

正面撮影
このテミス女神像はラムヌースの古代遺跡のネメシス神殿から発見されたものです。テミスはギリシャ文字でΘέμις ラテン文字でThemisと記します。
(本によりますが、ラムヌースに2つ神殿が並んでいて、小さい方がテミス神殿で、大きい方がネメシス神殿という説がありました。確かに2つドーリス式の神殿が並んでいますが、、、。アテネ国立考古学博物館の説明書きにはネメシス神殿と書かれていましたが、、、はて?)
ネメシスはギリシャ文字で Νέμεσις、ラテン文字でNemesisです。ラムヌースのネメシス女神像は現在大英博物館にあります。どのような理由で二箇所に分かれたかは分かりません。
テミスは大地の女神ガイア(現代ギリシャ語はギ)と天空の神ウラノスの娘でした。正義あるいは法と秩序の女神と言われています。
ネメシス女神は混沌の中から生まれた夜の女神ニクスの娘とされています。
この正義そして法と秩序に従わぬものがあれば、そこにネメシス女神が登場し、その人間の傲慢に天罰を下すのであります。正義を守るための実力行使の部分をネメシス女神の役割です。
古代では裁判官及び法を管理するのものはすべて、テミス女神のしもべでありました。
以前に書いた古代遺跡ラムヌースの記事を書きました。
ネメシス女神の神殿 ラムヌース古代遺跡
ラムヌース古代遺跡 見学順路
いつもお世話になっております。→
左手で衣服を持ち・・・さて捥がれた右手はどうしていたのでしょう??
左の手には何を持っていたのか分かりません。
アテネ国立考古学博物館は、たった一度訪れたことがあります。こういった美しい彫像がここかしこに展示されていて、夢のようでした。
何があるか分かりませんが、危険のさらされます。


