アイリシュ・トムさんの家 |
半壊した白い家がアイリシュ・トムさんの家です。
アテネ地震のあたりからここにすんでいます。
プラカの環境を良くしようと努力されておられます。
アイリシュ・トムさんは不要になって捨ててあった物を庭に展示して、道行く人たちを楽しませてくれます。
この白い家の壁には文字が書かれています。
小さくは「プラカのアイルランド共和国」と。
大きくは「CIA・ヴォダフォン・携帯電話センター」と。
アテネオリンピック前から、ギリシャ政府要人の携帯電話が、
何者かに盗聴されていたという事件がありました。
CIAらしい?という話があります。
その携帯電話は全てヴォダフォンでした。
ギリシャ警察当局はずっと秘していましたが、
ある日「タ・ネア」という新聞がこのニュースをリークして発表してしまいました。
それで翌日ギリシャの3大臣がこの盗聴事件の犯人を捜す!という怒りの記者会見をしました。
ヴィダフォンギリシャの社員が自殺しています。
テレビのジャーナリストたちは「わざとらしい!知っていて隠していた」とか
いろいろ言っていますが、真相は闇の中で一応は操作中です。
まだこのニュースも続いているようです。
それでアイリシュ・トムさんは、いちはやく、パロディを壁に書いているのです。
アイリシュ・トムさんの庭
よくこんな大きなゴミが道に落ちていたものだと感心しています。
トムさんはいろいろな工夫をして、面白い配置を考えています。
そしてやはり言葉も面白いので、みんな足を止めて見ています。
この庭で犬や猫が昼寝していることがあります。
私は犬を起こしてしまいました。
アイリシュ・トムさんのブラックユーモア
ビンーラデンカフェ・スペシャル・メニューに笑いました。
書かれてるところは簡単な英語ですから訳しません。
アイリシュ・トムさんの手作り
3ユーロと5ユーロの飾り用自転車を手作りしています。
この方を変な人と思ってはいけません。
環境整備もやっているし、しゃべっていても安心です。
私も1台買いました。
日本と違って自動車を運転する以上に自転車を乗るのも怖いアテネです。
颯爽と自転車をこぐ自分を夢見て買いましたよ。
ギリシャで自称フランス人のカップル(アルバニア人のアイスクリーム睡眠仕込み強盗)、自称アメリカ人パイロット(モロッコ系フランス人の睡眠薬強盗)、自称ドイツ人ビジネスマン(何人かはシラナイ、お金を貸して詐欺)に魅せられてしまうおバカな日本人にならないように!
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トムさんのセンス好きです。
こちらで知ってから、お家の前は何度か通りましたが、まだ本人に遭遇したことがありません。どんな方なのでしょう?楽しみです。
お隣のTrishaがエジプトからそろそろギリシャへ移動するようです。
世間の人が認めなくても神様がきっと見ていると思う。