ギリシャ国立図書館 新古典主義三部作のひとつ |
Εθνική Βιβλιοθήκη~Νεοκλασική Τριλογία
National Library~Neoclassical Trilogy
国立図書館は、アテネ市のいわゆる「新古典主義三部作」の一部を構成している。
三部作というのは、アテネアカデミア-アテネ大学-国立図書館のことである。
ルネサンス様式の巨大な湾曲した二重階段に登った後、ドリス式の円柱が並んでいる。
デンマークの建築家テオフィル・ハンセンのデザインに基づいて1887年から1902年の間に建てられた。
ドイツの建築家アーネスト・ジラーは国立図書館の建築の指揮を執り、二つの大階段のデザインも行った。
正面の円柱はドーリス式の6本が並んでいる。
この人物はパナイス・ヴァリアノス(Παναγής Βαλλιάνος Panagis Vallianos; 1814–1902)という。
ギリシャ海運業の父と呼ばれている。彼はケファロニア島出身。ヨーロッパで穀物商人として成功し、のちに銀行家となり、ギリシャの海運業を世界的展開にした。
ギリシャ神話が昔から好きで、
今年こそはギリシャで遺跡を回りたいと思っていた者です。
(コロナで身動きとれなくなってしまい残念です。)
三部作、大変興味深く拝見しました。
ドイツの建築家が手掛けているのは少し意外でしたが、
素敵な大階段ですね。
↓の「ラーメン模様」も良い感じ。
2年後にギリシアへ旅行したいと思っていますが
コロナのせいで延期になるかもしれません。
日本では感染者が増えてきて
連休なのに雨ということもあって家にいます。
そちらのコロナはどんな感じですか?
いろいろと過酷な歴史の中で民族が生き残りをかけていくのはたいへんなことだと思いました。
デザインはデンマーク人建築家ハンセンというヒトで、監督がドイツ人だったのは王様がドイツ人オットーだったからのようです。
その後はドイツ系ギリシャ王室はなくなり、デンマーク王族がギリシャ王室を引き継ぎました。
現在王室はなくなりましたが、スペイン前王妃がギリシャのプリンセスでした。
みんなそれぞれの場所で、精一杯生きていくことは尊いことだと思いました。
ギリシャは比較的感染者は少ない方です。
海外旅行したギリシャ人たち、あるいは外国から来た観光客が感染しているようです。
電車やバスの中では文句を言わずにみんなマスクをしています。