ヒュアンポリスのアルテミスとアポロン聖域 |
Ιερό της Αρτέμιδος και του Απόλλωνος της Υαμπόλεως
Sanctuary of Artemis and Apollon at Hyampolis (Yambolis)
フティオティダ県ディモス・ロクロン(ロクリ自治体)カラポディ村
Νομός Φθιώτιδας, Δήμος Λοκρών, Καλαπόδι
Fthiotida Prefecture,Lokroi Municipality,Kalapodi
日本語のギリシャ神話やホメロス作品や歴史書にはヒュアンポリスと書かれている。
ギリシャ語のY(イプシロン)は、イ、フ、ヴの発音に単語よって発音が変化する。
ヒュアンポリスはギリシャ文字にすると、Υάμπολις、
現代ギリシャ人はが発音すると、イアンボリスあるいはヤンボリスと聞こえる。
またギリシャ文字でμπ(mp)と重ねると、
ローマンアルファベットのbあるいは(nb)の発音になる。
ちなみにギリシャ語Β(β)はローマンアルファベットのV(v)となる。
古代フォキス(ポキス)の領域だったヒアンポリスのアルテミスとアポロンの聖域へ行った。(現代はフティオティダ県のロクリ自治体カラポディ村に属している。)
まだ発掘中の段階なので、一般旅行客の見学許可は下りてはいないので、フェンスの外側から写真撮影をしたのだが、一番大切な神殿は厳重にカバーしてあったので見ることができなかった。
ヒュアンポリスの地名の由来
ギリシャ神話によると巨人アトラスと海の神オケアノスの娘アイトラとの間にヒュアスという息子とヒュアデスと呼ばれる娘たち7人の子供たちがいた。
ヒュアスはリビアでのライオン狩りの最中に毒蛇にかまれて命を落とした。このヒュアスの子孫はヒュアンテスは、古代ボイオティア(ヴィオティア)に住んでいたが、カドモス王の信者たちに追放されて、ここにヒュアンポリスを建設したという。
この遺跡についてはいろいろとネットにあるが全部読んではいない。
神殿の見学ができるようになって、遺跡看板と一緒に説明看板ができたら、
それを資料にしようと思っているので、数年後にまた行く予定。
フェンスの外からは古代神殿やその他の建築物の廃材が並んでいる。
畑の遠くに見えるのがヒュアンポリスのアクロポリスかな?
さらにその向こうには古代アバイのアクロポリスがあるという。
アルテミスとアポロンの聖域はアスファルト道路のオリーブ畑にある。
この地のさらなる詳細となる資料を求め手よく勉強したいのだが、
基本ナマケなので、写真を公開するのみとなりそう。
この聖域は謎! ギリシャ文化省やネットなど調べたり、ヘロドトスの歴史を読んだりしたが、
この聖域はアバイのアポロン聖域かもしれない、、はっきりと断言した資料がない。
一山を越えて古代ヒュアンポリスのアクロポリスがあり、
さらに南へ下がると、古代アバイのアクロポリスがある。
この聖域からアバイの間にヒュアリンポリスがあり、よくわからない。