ケファロニア島スカラのアルカイック神殿 |
Kefalonia - Archaic Temple of Skala
ケファロニア島の南端のスカラというところにアルカイック時代の神殿の遺跡がある。アルカイック時代とは紀元前700年から紀元前500年頃を指す。
このスカラのアルカイック神殿は紀元前6世紀頃にドーリス(ドーリア)式で建設され、クラシック(古典)時代の紀元前4世紀まで使用されていた。ここは古代都市プロノイ(Πρόννοι/Pronoi)が領土であった。
遺跡の入口
遺跡内に入ると手前に柱廊とぺリボリス壁があり、奥にアルカイック神殿がある。
柱廊の跡は地面に敷石飲み残っている。
アルカイック時代には柱はドーリス式がずらっと並んでいて、屋根があった。参拝に来た古代人がここにすわって休んでいたりしたのだろう。
アルカイック神殿 写真1
アルカイック神殿 写真2
アルカイック神殿 写真3
遺跡全体 入口付近にアギオス・ゲオルギオス教会が見える。
遺跡の廃材
3本の円柱が建っている。ドーリス式円柱の装飾彫刻の部分はケファロニア考古学博物館にあるようだが、現在閉館中で見ることができない。
アギオス・ゲオルギオス(Άγιος Γεώργιος/Agios Georgios)教会。
この神殿遺跡を上空から撮影するとこのような感じ。
願いはまた遺跡へ行かせてください!です。