スコペロス島のアギオス・イオアニス教会 |
Αγιος Ιωάννης στην Σκόπελο
Agios Ioannis in Skopelos
スコペロス島のカストリにあるアギオス・イオアニス教会がある。
ここは映画のママミアでこのあたりの風景が使用された。確かにロマンティックな雰囲気があるのだが、美しいとかロマンティックというのは写真や動画を通してはそのようなるのだろう。わたくしの場合は写真の腕もよくないので、なんかもう、現実的なことを映すだけになる。
海に浮かぶ孤島のような雰囲気がすばらしい。階段がたくさんあって辛い。やっぱり写真だけ撮影して、頂上のアギオス・イオアニス教会へ行くは止めようかな?と一瞬思った!
最初の階段はこのような感じになっている。このような教会で結婚式を挙げたい人がいるらしいが、ここを知っていたら止めるかもしれない。
なんかもう階段の後に階段で、ウエディングドレスで上がるのは辛い。とにかく自分に重いものを着せて、幅の狭い階段を上がるのは苦痛。しかも結婚式に呼ばれた人は大迷惑で、両親が年寄りならもうたいへん!
階段はもう終わりか!と思うとまだある。春の花が岩の隙間や階段の隙間から出てきて可愛いらしいのだが、わたくしは年なので、はぁはぁ言いながら見ている。
岩島の途中にフラットな場所が少しあって、前方を見ると目まいのするような階段が出現した。
階段が絶壁に張り付いている! 高所恐怖症なんだよ、わたくしは! まぁ、せっかく来たから一段一段、周囲を見ないで、足元を見て上がろうと思った。
この手すりが落ちたら、どうするんだ、わたくしは! 断崖と激浪のわたくしの人生に見合った終了になってしまう。
なんというか階段の方向がシャープに変わるというかピンカーブ状態で、階段に幅が妙に狭い。ここを花嫁さんが上がっていくのは無謀。招待客からも文句が出そう。それに島の人たちはここであまり結婚式はしないらしい。
上から見るとこんな感じで、わたくしは恐ろしい階段の周辺の景色を堪能できなかった。
教会へ上がる入口が恐ろしい。上がってから撮影した。あの入口のような穴から海の中に吸い込まれそうで気分が悪くなる。
アギオス・イオアニス教会はこのような感じ。ここママミアの映画につかれたっけ?教会の形が違う。聞いたところによると、この教会にギリシャ風の美しい白い教会のカバーみたいのをつけて撮影したらしい。着ぐるみみたいな感じというのか、、。
教会の後ろは結構広いので、もっとうしろに教会を建てれば良かったのにと思ったが、地盤の岩や井戸の関係でこのような感じなのだろう。
せっかくなので教会の中でお参りした。無事に地上に戻れますように!
教会から撮影した地上の風景。安全祈願をしたので、ゆっくりゆっくり、戻ろう。階段のステップは105段なのだが、わたくしにとっては物凄く恐ろしい階段なのである。ひょっとしたらもっと階段数があったかも。いやはやなんとも「マンマ・ミーア!」と何度も唱えなが地上に戻った。
安全祈願のおかげで海岸から教会を眺めることができた。
映画と現実とは違うが、やはりここは一度は行ってみたいところだった。
階段がとても怖かったけれども、また来れますように!
そのように神様にお願いした。
昇るのをためらってしまいそうな階段ですね。
すいません、少し前の話題になりますが
こちらで聞かせていただきます。
現代のギリシアにはボイボス(フィボス)という名前の
男性がいらっしゃるそうですが、
現代のギリシア語でもボイボスは「輝ける者」という意味ですか?
現代の皆さんはアポロンがこの名前で呼ばれていたことを
当たり前の常識として知っておられるのでしょうか?
(現代ギリシアにおける神話の浸透具合が気になります。)
それとアフロディテではなくて
キュプリスという名前も人名に使われていますか?
うちの母は私が神話を好きなので
我が子にアポロンのような名前をつけないか
心配していたようです(笑)。
人の心に文芸やスポーツという光で、人生を輝かせていくのでとても良い名前であるようです。
キュプリスと言う人はいません。現代ギリシャにはアフロディテが多すぎです。
祖父と祖母の名前を継承するので、そのように代々伝わって来て、これからも伝えていくのだろうと思います。