ミティリニ考古学博物館 レスボス島 |
Αρχαιολογικό Μουσείο Μυτιλήνης στην Λέσβο
Archaeological Museum of Mytilene in Lesvos
1999年3月に新しいミティリニ考古学博物館がオープンした。
見学は火曜日から日曜日の8時半から15時までである。月曜閉館。
庭の中に展示された古代建築物の廃材
メナンドロスの家のモザイク床 家の間取り模型
ギリシャ文字の大文字でメナドンドロス(ΜΕΝΑΝΔΟΡΟΣ)と男性の頭の上に書かれていたので、この家の名前はメナンドロスの家と呼ばれている。
メナンドロスのモザイク画のほかにいろいろな人々や場面がアルバムの写真のように並べて描かれていた。例えば下のモザイクの文字はΚΥΒΕΡΝΗΤΩΝ Ε ΜΓ =キベル二トン Ε ΜΓ ううむ、なんか思いつくのはキベルニティス(κυβερνήτης)という現代ギリシャ語の言葉で、意味は知事。
次のモザイク画には3人の女性たちが描かれている。ΜΕΙΣΟΥΜΕΝΟΥΜΕと書かれた文字。ナンチャラしましょう、という意味だが、ナンチャラの部分がよくわからない。
メナンドロスの家の中庭にあったモザイク お芝居の仮面が描かれていて、ほかにも仮面の画がいくつもあって石で敷かれた中庭の周りを飾っていた。
メナンドロスの家のもう一つの部屋 竪琴を弾く人物の周りに動物たちが集まっている。誰かな?オルフェウスかな?
古代人の家Aの模型
Aの家の模型 このAの家にはモザイクの部屋が二つあった。
中心にはおそらく女性が何かを抱えていて、周りに人がいる。そしてその周りには神話上の海の生物や魚たちがえがぁれている。
Aの家のもう一つの部屋のモザイク床は幾何学模様が施されていた。
その他の家
ほかにもモザイクの家があったのだが、この古代人のモザイクの家には壁に大理石のレリーフが天使が描かれていた。
そしてその壁のリレーフの下のある床のモザイクがちょっと不気味。
頭髪にカニの足のような毛が生えてるのだが、なんだろう?
古代エレソスの女性の墓碑 (紀元前1世紀から西暦1世紀まで)
彫刻類
古代の卓上コンロかあるいは七輪のようなものがあった。
この考古学博物館は新しいもので、モザイクなどがきれいに展示されていた。
しかしまだ旧考古学博物館の方においたままの出土品もたくさんある。
昔見た古代劇場の大理石の椅子がなかったのが寂しい。