イプシルウ修道院 レスボス島 |
Η Ιερά Μονή Υψηλού στο Σίγρι
The Monastery of Ypsilou in Sigri
シグリの海岸へ行く途中で目に入ったイプシルウ修道院。
この修道院はアギオス・イオアニス・テオロゴス(聖ヨハネ・テオロゴス=神学者)に捧げられたものである。
西暦800年以前のビザンティン時代から続く由緒ある修道院であるが、ビザンティン時代の後半に放棄され、荒廃したことがあった。トルコ帝国時代にはジシュラ修道院と改称された。そして1832年頃から、カトリック教徒の周辺で発展したようだ。
レスボス島の首都ミティリニから81キロメートルのところに位置し、
高さ634メートルのオルディムノス(Όρδυμνος/Ordymnos)山に聳えている。
レスボス島はトルコ帝国政権下でも豊かな島で、ほぼギリシャ人が住民だったので、ヨーロッパの商人たちはレスボス島に屋敷を建て家族を済ませ、対岸のトルコ本土と行き来していた。まぁ現在なら1時間で行けるほどの近くだ。列強のカソリック教徒の貴族兼商人は地中海貿易で、ヨーロッパ・アジア・アフリカで商売をしていたので、列強の子女の学校もあり、領事館がいくつもあった。
なのでカトリック教徒たちの支援は大きかった。
この修道院の中を見ることがでいなかったが、ユーチューブにイプシルウ修道院があったので掲載したい。
Mytilini/Lesvos, Greece - Ipsilou Monastery - AtlasVisual