レスボス島 ヘレニズム時代の柱廊 |
Ελληνιστική στοά στην Επάνω Σκάλα Μυτιλήνης
Hellenistic stoa at Epano Skala in Mytilene
ヘレニズム時代の柱廊は商業的なアーケードの遺跡である。
ヘレニズム時代というのは紀元前300年から紀元前100年の間の200年間を言う。
この柱郎は2階建で、長さは88メートルあり、壁や柱などは島内の石を使用している。
この遺跡はミティリニのカストロを通過して、テルミ向かう途中のエパノ・スカラにある。海岸沿いである。うろうろしていたら遺跡を見つけてた。古いガイドブックの地図には古代アゴラと載っているかもしれない。まぁアゴラというのは広場の意味もあるが、お店の意味もある。
海に面したところにあるので、古代ミティリニの商業港と商業地区が隣接しており、海の中も港の遺跡が残っている。しかし海の中のどこにあるのかをわたくしは確認していない。
地面には多少大理石もレリーフされたものが落ちている。
遺跡の周りには立派なフェンスが取り付けてあるので中には入ることができない。
道路沿いから見た遺跡はこのような感じ。道路を挟んで海岸側にも遺跡があった。
アスファルトの道路を挟んで古代の積石が残っていた。
古代の積石の向こうにミティリニのカストロが見える。写真の右のほう。
女性が遺跡に腰を掛けて、飼犬が海で遊んでいるのを見ていた。