シフノス考古学博物館 カストロ |
Archaeological Museum of Sifnos in Kastro
アルテミス像
ヘレニズム時代後期 短めのキトンとヒマトンを身につけ、
狩猟の姿で描かれている。
アルテミスレリーフ
ローマ時代 レリーフであるが、たくさんの乳房のついた「エフェソスのアルテミス」のスタイルである。
女性小像 時代不明
女性の頭部彫刻 紀元前4世紀
クーロス頭部彫刻 紀元前6世紀中頃
墓碑の上部装飾 紀元前4世紀
墓碑 ローマ時代初期 女性とその子供達が描かれている。
墓碑 ヘレニズム時代後期
宴会の風景が描かれている。あの世で楽しく宴会をしているということなのか、それとも楽しかった思い出なのか、。
墓碑
上のレリーフはローマ時代初期
下の二つは大理石葬祭用の桶というか箱がたになっていて、
下左がローマ時代、下右がヘレニズム時代後期のものである。
葬祭用の箱というか桶なのだが、墓地にあったものである。
時代は博物館で良く見てこなかったので不明。
ギリシャ文字の刻まれた大理石プレート ローマ時代初期
ブロンズのコイン 絵柄の撮影は不可能であった。
博物館の掲示ポスター
古代シフノスは黄金の産出量が古代として世界一であった。
ギリシャの各地の人々が本土のデルフィーのアポロン聖域にこぞって奉納を行った中で、シフノス人の奉納が特に目立っていた。下のポスターにあるようなシフノスの宝庫という建築物、彫像類、黄金類などをデルフィーに残している。
シフノス考古学博物館でカストロの遺跡を教えてもらった。
カストロは古代から現在まで人が住み、その建物の石材は、古代のものは中世に、中世のものが現代に、とるようされ続けているので、ときどき路上で遺跡の一部が廃物利用されているのがわかるそうで、、、カストロそのものが遺跡で、遺跡に住んでいるというのだった。カストロのアクロポリスには古代の城壁が残っているという。