セリフォス考古学博物館 |
Serifos - Hora - Archaeological Museum of Serifos
セリフォス考古学博物館はホラの町のバスの停留所がある。そこで下車すると博物館もカストロに行くにも近い。
下の写真のように小さな考古学博物館博物館である。青い車の駐車してあるところの後ろの鉄柵の入口のあるところである。この写真の左上のほうには美しい風車があり、右の道路に入ったところには喫茶店やミニマーケットのある広場とに続く。そこから伝統の町へ入るには階段道を上がっていかなければならない。オープン時間が、分からなかったので、ホテルのフロントで確かめてもらった。季節によってオープン時間が異なるのである。
博物館のテラスはこのような感じである。博物館内の展示物は撮影禁止だったが、展示品はこれと言ってめぼしいものはなかったのだった。おそらくアテネの考古学博物館か或いは他国の考古学博物館に展示されているのかもしれない。
テラスの上に展示
写真1
写真2
写真3
写真4
博物館の冊子
写真は博物館でもらった冊子で、その表紙を撮影したのだ。
この冊子では主にアスプロス・ピルゴス=白い塔と呼ばれる古代遺跡について解説されいる。後日その遺跡について記事にする。
その冊子の中で瞠目したのは次の写真である。
この遺跡はローマ時代の公衆浴場である。またの名をダナエの風呂という。
ギリシャ神話のヒロイン絶世の美女ダナエにちなんでそのように呼ばれたのかもしれない。
わたくしはこの冊子をホテルで熟読して、ホテルのオーナーに聞いたら、ホラのポストというカフェバーの人に聞けというので、早速出かけた。すると昼間は営業していなかった。それで博物館まで行き、写真を見せて、ダナエの風呂はどこなのかを聞いたのだった。すると博物館の人は、発掘にも修復にも、資金がないので、今はカバーをして風化しないようにしている、ということだった。残念だ。
カエルの銀貨 紀元前570年
このカエルの銀貨はセリフォス島で出土したもので、
現在はアテネ古銭博物館(旧シュリーマン邸)に展示されている。