ホラのキトノス民族博物館 |
Kythnos - Hora -The Folklore Museum of Kythnos
キトノス島にはフォークロア(民族)博物館がホラにあるのだが、夏に行ったときは日中は閉まっていた。しかいながら夜に散歩をしていたときに開いていたので見学した。日中は暑さのために誰も歩いていないのでにぎやかな夜に開放しているのだろう。
普通の民家の中に一時代前の道具や生活用品が展示されていた。
玄関先にテーブルと椅子が出されていて、島の田舎の町はこのような感じなところはどこにもある。
夕方にテーブルや椅子を出して、そこはもう一つのリビングルームとなる。近所の人そこでおしゃべりしたりすることもある。車もバイクも通過しないところなので、そのような風景が成立する。
女性の仕事部屋のようなところ
糸紡ぎと機織の道具があって、当時の織られた絨毯もある。
道具類1
道具類2
道具類3
エスティア1
暖炉と煮炊き用かまどの両方に使用されたエスティア(ヘスティア)
古代はこの周辺はギリシャ神話のヘスティア女神に捧げられた場所であった。
道具類4
エスティア2
道具類5 ミシンは手回しのもの
寝室
居間
道具類6
キトノス島の男性の正装用民族衣装
この島には民族博物館が二つあって、一つはこのキトノス(ホラ)民族博物館とドリオピダ民族博物館である。
子どもが生まれたらその子を抱いて
家のかまどの周りを(何周だったか)
回るというのがありましたね。
私も娘が生まれて最初に祖父母の家に行った時には
娘をだいて、おくどさんの周りを回りました。
私はデメテルよりもヘスティアの方が好きです。
全てが自然のもので、ディスプレイされた民族衣装や壺類がくっきりと映えて魅力的ですね。日々の暮らしを堅実に暮らしながらスッキリと暮らす、暮らし方も学ぶこと大です。ベッドも素敵。