メタナのアクロポリス |
Μέθανα-Ακρόπολη(Παλαιόκαστρο)
Methana - Acropolis(Palaiokastro)
アッティカ県トリジナ・メタナ共同自治体メタナ半島ヴァティ
Αττική, Τροιζηνία-Μέθανα,Μέθανα,Βαθύ
Attica,Troizinia-Methana,Methana,Bathy
メタナにはアクロポリスが二つあるの。
ひとつはパレオカストロと呼ばれるヴァティのアクロポリス。
もうひとつはオガのアクロポリスなのだが、ついに見つけることが出来なかった。道に迷ったのだった。
ヴァティのアクロポリス
あまり資料がないし、遺跡もほぼめぼしいものがなくなっている。
このアクロポリスは高くないのだが、それは地盤沈下したためである。ほかに700以上の古代人の家が海の中にあるらしい。
古代メタナではポセイドン神、ヘルメス神を中心として多くの神々が信仰されていた。ヘレニズム時代からローマ時代にはエジプトの神々も信仰されていた。
アクロポリスは海岸近くにある。対岸に見えるのは古代トロイゼンである。
地盤沈下のためアクロポリス頂上の部分もやっとこ残っている。
古代のアクロポリスの壁の積石は残っている。
壁の積石1
壁の積石2
アクロポリスへ行く道のようなものがあった。
見ての通り岩崩れで、アクロポリスへ行くのは困難である。
崩れた岩の間に古代の積石が少し。
海岸側のアクロポリスの積石
古代の井戸というか貯水槽があった。
アクロポリスの上に見えるのはメタナのヘロナ山である。
ヘロナとはギリシャ語で亀のことである。
白い教会
アクロポリスの下に白い教会があった。 聞いた話によれば、
この場所にはローマ時代にはサラピスとイシスの神殿があったところだ。
白い教会の左に見えるのがアクロポリスである。
古代の出土品の石うすのようなものがいくつか置かれていた。
神話に語られるような海辺ではなく
半島から奥まった場所として表示されています。
1枚目の写真でご説明されている
「対岸に見える古代トロイゼン」というのは
ヒッポリュトス神話を持つトロイゼンだと思って
いいのでしょうか?
グーグルマップではトロイゼン(トリジナ)が
やや内陸にあるように感じられるので
ちょっと混乱しています。
いくら長い年月で海岸が遠ざかったとしても
半島がまるまるできるほど地形は変化しませんよね?
グーグルマップのトロイゼンの位置は
正しいのでしょうか?
メタナもポロス島もおそらく勢力範囲にあった時代があるようです。
対岸のずっと奥の山の裾野にヒュポリットス神殿はあります。
グーグルマップのトロイゼンの位置は正しいと思います。
現在トリジナの町というか村から離れていて、車がないと無理です。
わたくしなら、トリジナ村行きのバスの乗り、ついてから、民宿かホテル(あるかどうか分かりませんが)そこの人に聞くと思います。
そして運転手を1日雇ってもらいます。
風化してもその石材はあるはずなのですが、ない、ので、長い歴史の中で、どこかの教会や家の材料になってしまったことでしょう。