ディロス島のナクソス人のライオン |
Lions of the Naxians on Delos
紀元前7世紀末にナクソス人によってアポロン神に奉納されたライオン像がディロス島にあります。このライオン像は紀元前6世紀末という学者もいます。
その当時ディロス島にはライオン像は9体から16体のライオン像があったそうです。これらのライオン像はアポロン神の守りとして威風堂々とこの場所にありましたが、現在は四体のみが残っています。遺跡の中のライオン4体は複製品で、本物はディロス考古学博物館展示されています。1999年10月に本物は博物館に、複製品は遺跡のテラスに置かれました。
古いミシュランガイドによると、17世紀にヴェネチア人に持ち出されたライオン像はヴェネチアで、とってつけたような奇妙な頭部をつけられて軍事工場前に展示されているようです。なんか罰当たりと思いますけど、このような感じの頭をつけられて、かわいそうにこんな姿で野ざらしにされての展示です。
と書かれていました。→ ヴェネチアで野ざらし展示のされている紀元前6世紀のナクソス人のライオン像 ←かわいそうで涙が出ます。ディロス島にさぞかし戻りたいだろうと思いました。