古代イオスの都市の城壁は岩山の町ホラのふもとにあります。
アスファルト道路に面したところに残っています。駐車した車が何日もこのままになっていたので、その後ろにある茶色の遺跡看板をきれいに撮影するチャンスはありませんでした。
古代都市の城壁の年代がいつのものかは分りません。具体的に書かれている資料は持っていないのですが、今から2000年以上は前のものでありましょう。看板がなかったら素通りしてしまいます。このイオス島のホラの町は古代からこの地に住んでいた人がいろいろと古代遺跡の廃物利用して今に至っているのだろうと思いました。何しろ古代から住んでいたら、自分の家に使用されていた石材は再利用するのは当たり前ですから、誰の断る筋合いのものではなかったのでありましょう。
とろけそうな古代の階段がありました。
この階段は写真で見ると上れそうですが、実際はとんでもないほど危険です。このようにむき出しでで残っていて、危険防止の対策はとられないままになっています。まず上る人は猫以外考えられないほどのとろけ具合でした。
パームツリーの間にも少し城壁だった石積みが少し見えます。 イオス島の古代遺跡は、先史時代のスカルコス、ホメロス霊廟、都市の城壁、そのほか中世の城もあります。それから最近できたオデュッセウス劇場があります。イオス島と言うのは静かなところで、美しい町、美しい海岸もあって、すばらしいです。でもこういう場所は退屈と思う人たちはミコノス島とかサントリニ島にでも行くのだろうと思いました。