ディオンのゼウス・イプシストゥ聖域 |
Δίον-Το Ιερό του Διός Υψίστου
Dion-The Sanctuary of Zeus Hypsistos
Νομός Πιερίας,Δήμος Δίου - Ολύμπου,Δίον
Prefecture of Pieria,Municipality of Dio-Olympos,Dion
マケドニア地方のオリンポス山のふもとの古代都市ディオンにはゼウスの聖域が二つあり、ひとつはこのゼウス・イプシストス聖域であり、もう一つはゼウス・オリンピオス聖域です。
ディオンという地名はギリシャ語で(ゼウの聖域、場所、建物)の意味があります。
またゼウス・イプシストス聖域のイプシストスには最も高い或いは全能という意味があります。
2003年からここは公開されていましたが、2005年にわたくしが訪問したときはこの聖域の神殿内にはゼウス像及びゼウスの象徴である鷲の彫刻などは展示されていませんでしたが、いつ頃からか走りませんが、遺跡内に展示されていたのでした。この展示されている彫刻類はレプリカです。本物はディオン考古学博物館に展示されています。
この聖域がいつごろできたのかは資料がなくて書くことができなくて残念です。おそらくヘレニズム時代にはこの場所にすでに建立されていたのでしょう。
このゼウス・イプシストス聖域の周辺にはバフィラス(バピュッラス)川から引かれた小川があって、そこから入ってくる水で、池の上に立つ神殿のようなふぜいがあります。
ディオン遺跡の中には、この地で発見された彫刻類のレプリカが置かれていて、素敵だなぁと思いました。ここからゼウス像と14の鷲の彫刻が発見されたもでした。
中央にゼウス大神像、左にヘラ女神像、そして14の鷲の彫刻類
ゼウス大神の彫像
元々はこのヘラ女神像はゼウス大神とともに聖域の神殿内で、夫婦そろって、安置されていたのでした。
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この像が作製された当時、2体はどんな表情をしていたのかな?