古代タソスのアゴラ |
Αγορά της Αρχαία Θάσου
The Agora of Ancient Thassos
Νομός Καβάλας,Νήσος Θάσος,Λιμένας
Prefecture of Kavala,Thasos Island,Lemenos
タソス島は古代繁栄した場所でありました。
古代タソスは対岸のギリシャ本土植民地を持ち、支配していました。
その地はヘレニズム時代以前はクリニデス(Κρηνίδες/Krinides)と呼ばれていましたが、
マケドニア王フィリッポス2世よってその地を奪われ、
都市名はクリニデスからフィリッピとなました。、
古代タソスのアゴラには、紀元前6世紀頃、ヘレニズム時代、ローマ時代、初期のキリスト教時代の遺跡があります。タソスが繁栄した理由は、金をはじめとする鉱物類、大理石をはじめとするさまざまな色の石材などがあったことがあげられます。広さは100メートルx80メートルあります。
古代アゴラは港近くに位置しタソス人の政治経済宗教の中心地でありました。
古代アゴラには古代から中世までのさまざまな記念碑が残されています。
それらは円形、正方形、長方形の小神殿や祭壇やエクセドラや石碑などです。
北西の柱廊は柱が33本並んであります。この柱はローマ時代のものです。
柱廊の後ろ側には何か集会場かのようなものでもあったのでしょうか、地面に立派な長方形の大きな建物の基礎部分があります。
北西柱廊の円柱を数えてみなかったのですが、33本ある、と昔のガイドブックには書かれていたのですが、今はそのようなことがどこにも書かれていません。
下の写真は遠くにずらりと33本の円柱の並ぶ北西柱廊があります。そして南西柱廊があったところは柱もありませんが、左端中央から右端下に斜めに基礎石が並んでいます。
南東柱廊はこのような感じです。遺跡地図で見るとここに祭壇のようなものがあるはずなのですが、なかったですよ。わたくしがよく見ていないから、見えないのかもしれません。愚か者には見えない祭壇だったりして、、。
さらに南東柱廊の中央あたりで写真を撮影しました。遠くに3本柱が見えます。そのの3本柱のところまで行ってみることにしました。
この3本柱のあるところに来てみました。
北西柱廊と南西柱廊〔柱無し〕と南東柱廊がありますが、北東柱廊はありません。北東には古代建築物とバシリカ教会遺跡があります。
タソスの古代アゴラの遺跡地図
Map from PlanetWare.com
アゴラ内には名前の分かる記念碑と分からない記念碑があります。
名前の分かる、小神殿、祭壇、記念碑を順に紹介していきます。
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