ルーツァのアルテミス・タウロポロス神殿 |
Ο Ναός της Αρτέμιδος Ταυροπόλου στη Λούτσα
The Temple of Artemis Tauropolos at Loutsa
アッティカ県スパタ・アルテミダ共同自治体ルーツァ
Νομός Αττικής,Δήμος Σπάτων Αρτέμιδος,Λούτσα
Λούτσα Attica Prefecture,Μunicipally of Spata Artemis(Artemida),Loutsa
このアルテミス神殿はルーツァと呼ばれる海岸沿いにあります。遺跡の向こうに細かい砂の海水浴場があります。
ここには古代都市(ポリス)ではなく古代の自治体(ディモス)があっったところで、
ハライ・アラフィニダイ(Αλαί Αραφηνίδαι /Halai Araphenidai)、
あるいはハライ・アラフィニデス(Αλαί Αραφηνίδες /Halai Araphenides)という場所です。
二人の地理学者ストラボンとビザンティオスがこの地に着いて書き記しています。
この神殿は紀元前500年か紀元前340年の間に建立されたドーリス式神殿でありました。出土品がいくつかあったようですが、どこに展示されているのかはわからないので残念です。
地面に石灰石の神殿の基礎部分が残っているだけになってしまいました。
大きさについては具体的に遺跡の看板には書かれていませんでしたが、他所のサイトを参考にしようかなと思い、調べたのですが、それぞれ大幅に違っていたので、ここには書けません。
遺跡の看板の説明によると13の円柱のあとがあるとのことですが、
うわ物がすっかりさらってあるので何で13本だと分かるのだろうと思いました。
写真は神殿の右の部分です。
写真は神殿の左の部分です。
ルーツァの町の道路沿いにあって、ぐるりと頑丈なフェンスがしてありました。
それではどこか進入できるところはないか、一回りして探そうと思いました。
遺跡の左の方から回ってみようと思ったら、そこには冬の海水浴場が目の前に広がりました。
ギリシャの冬の天気はあまり良くありません。このように曇っていることが多いです。それでも曇り空のどこからか、太陽光線がうっすら射していました。
夏は人がいっぱいですが、今は誰もいません。このあたりの人は寒中水泳したりしないのかな?アテネ近郊の海岸に住むのお年よりは寒中水泳している人も結構います。
さて海沿いの遺跡のフェンスのところにやってきました。風が吹いて砂ぼこりが舞っています。
よく田舎の遺跡に行きますと、誰か知りませんが、わたくしの前にいった人たちがフェンスに大穴を空けて進入した形跡があって、わたくしもそこから匍匐前進で中に入ったことがありました。どことはいえませんが、、、。しか~~し、ここは新しく強固なので、絶対無理です。
このあたりからも一応遺跡内の写真を撮影してみました。松の木の枝で中がよく見えませんでした。
遺跡看板の説明の英語版を載せておきます。
一富士二鷹三茄子
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建物がなくなった基礎部分だけを見ていると
よけいに想像がかきたてられてしまったりしますね(笑)
寒中水泳といえば。。。
先週だったか、テレビで外国のかたたちの寒中水泳の様子が映し出されてました。
日本ではあんまり聞かないですが、外国では普通にやってるんですね。
びっくりしました。
今年の日本は大寒波で、インフルエンザも大流行中なので、
習慣があってもできない状況かもしれませんね。
見ているほうが風邪を引きそうです。
彼らによると夏の間から水泳を続けると平気になるということでした。
寒中水泳に誘われましたが断りました。