クレプシドラの泉 アクロポリス北斜面 |
Πηγή της Κλεψύδρας
Spring of Klepsydra
アッティキ(アッテッカ)県アテネ市アクロポリス北斜面
Νομός Αττικής, Δήμος Αθήνας, Βόρεια Κλιτύς Ακροπόλεως
Attiki(Attika)Prefecture, Athens City, North Slope of Acropolis
アクロポリスのプロピュレイア(前門)の西側を降りたところにクレプシドラの泉があります。
その泉の上の方に見えるのはプロピュレイアの前にあるアグリッパ記念塔です。
パウサニスの案内記には泉の名前は書いてありませんでしたが、
アクロポリス西麓に水の湧き出る泉があると書かれていました。
この泉は古代のパナテナイア大通りとぺリパトスと呼ばれる徒歩道との交差点にありました。
この泉はミケーネ時代から利用されていました。
この泉の元の名前はエムペドと言いました。
ある時はあふれ、ある時に涸れたりするので、
クレプシドラ(日時計、砂時計の意味)と呼ばれるようになりました。
アテネの政治家で将軍であるキモン(510-450BC)によって泉の工事が行われ、
紀元前470年から紀元前460年の間に泉に周りに水槽を作り、
ポロス石の床を張り、そしてニンフ(妖精)の神域も作りました。
古代の泉には水のニンフの神域がたいていありました。
水神さまのようなものでしょうか、、。
このクレプシドラからアクロポリスに沿って、古代のようにペリパトスが整備されました。
ペリパトスとは徒歩の道、あるいは遊歩道のものです。
アクロポリス北の斜面の下の徒歩の道は西から東へ歩いていくと、
洞窟神域や教会跡などがあり、東へまっすぐ行くと、デュオニソス劇場に出ます。
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