ガニュメーデスをさらうゼウス像 |
Το Πήλινο Σύμπλεγμα Δία και Γανυμήδη
The Terracotta Group of Zeus and Ganymede
オリンピア考古学博物館
Αρχαιολογικό Μουσείο της Ολυμπίας
Archeological Museum of Olympia
紀元前480年から紀元前470年頃の作られたテラコッタの像です。
発見場所は古代オリンピック競技場(スタジアム)の南西斜面です。
そして像の高さが1.097メートルあります。
この像は古代コリントスの工房で作られたものです。
ゼウス大神がトロイ王子のガニュメーデスをさらう場面がを描いています。
ガニュメーデス(ギ・Γανυμήδης/ラGanymedes)はトロイの美しい王子でした。
彼の父はトロイ王トロスで、母は川の神スカマンドロスの娘カリロエです。
大神ゼウス(ギ・Δίαςディアス あるいはΖεύςゼフス/Zeus)は
羊の群れを世話しているガニュメーデスを発見し、その美しさにひかれ、
誘拐して、オリュンポス山へ連れて行ってしまいます。
そしてお酌をするの仕事をすることになりました。
その仕事は青春の女神へーベー(ギ・Ήβη/・Hebe)の仕事だったのですが、
オリュンポスに神として迎えられたヘラクレス(ギ・Ηρακλής/Heracles)と
結婚することになって、その仕事はガニュメーデスがすることになりました。
へーベー女神はゼウス大神とヘラ女神の娘です。
ゼウス大神はその仕事をする引き換えに、
ガニュメーデスに永遠の若さと不死を与えました。
神話によると父のトロス王がとても悲しんでいるというので、この王のために、
夜空に瓶を持ったガニュメーデスの姿を置きました。これがみずがめ座です。
そのそばにはわし座があって、ゼウス大神がわしに変身して、ガニュメーデスを
誘拐したということに由来しています。
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