古代オリンピック競技場(スタジアム) |
Η Αρχαίο Στάδιο της Ολυμπίας
The Ancient Stadium of Olympia
イリア県オリンピア
Νομός Ηλείας, Ολυμπία
Prefecture of Ilia,olympia
競技場へ行くトンネルのような通路は紀元前300年頃のものです。
ここを通ると競技場へ入れます。
競技場の中側から撮影するとこのような感じです。この写真は夏に撮影しました。
それで、右側の日本の女性でしょうか?日焼け防止対策が完璧なのでそう思いました。
ほかの国の女性たちは真夏にギリシャで日焼けをして帰ろうとがんばっているようです。
日焼けは肌の老化の原因ですが、わたしはしょうがないとあきらめています。
古代オリンピック競技場
この古代競技場は、トラックの長さは、212.54メートル、幅28.5メートルです。
競技場はオリンピアのアルティス(ゼウス神殿を中心とした大神域)から東に位置します。
歴史的に古代オリンピックの開催は紀元前776年からはじまり、
西暦393年に終わっています。
その頃女性にもオリンピックをということで、ヘーライアという競技大会があったそうです。
この競技場はいつできたかというのは、本によると、紀元前6世紀、
あるいは紀元前5世紀、との二通りあるので、
詳しいことは分かり次第に加筆していきたいと思います。
上の写真の右側のバンク(土手)の芝生の中に写真の中に、
石できたボックス風の座席は試合関係者(審判員など)の専用だったそうです。
北側のバンクの斜面には五穀豊穣のデメテール女神の祭壇があって、
古代オリンピックは女人禁制でしたが、デメテール女神の巫女たちは、
試合の観戦を許されていたようです。
その祭壇とは審判員席の真向かいの白い石台のことなのでしょうか?
詳しいことは分かりません。
下の写真2枚は5年前の春に撮影したものです。
遺跡のフェンスの外側から撮影しました。
見学客がいなくなって閉まっているので人がいません。
夕方なので、そのかわり光の具合が暗くなってしまいました。
誰もいない雨のあとの古代オリンピック競技場です。
ここに神話上、そして歴史上の英雄、王たちがやってきました。
古代オリンピックの選手たちのスポーツの聖戦がここで行われていたのです。
それから2000年がたち、2004年のオリンピック・アテネ大会の陸上競技がここで、
行われたのです。またこの古代競技場で、世界陸上競技大会があるといいなぁ。
お手間をかけて申し訳ありませんが
投票よろしくお願いします。
にほんブログ村
あのアポロン神降臨の祈りというのを聞くたびにそう思います。
アポロン神よ、太陽とイデアの光よ、、、、
今は信仰されていない宗教ではありますが、
世界がオリンピックのたび、儀式として、この神の名を呼び降臨して、
その光で、聖火を与えてください祈るので、すごいなぁと思います。