古代カミロス遺跡 |
Αρχαία Κάμειρος
Ancient Kamiros
(ロードス島ロードス市から32キロメートルの南西部)
神話のよれば太陽神へリオスとバラのように美しい女神ローデー(ローズの語源)との間に3人の息子が生まれました。
太陽神の保護下のロードス島は年間300日晴天ということです。
神話ではへーリオスと記述されます。現代ギリシャ語でイリオスというのは太陽のことで、ローデーはロディで、ディとジが混じったように聞こえます。
そして現代のギリシャではバラの花はρόδο(ロード)とτριαντάφυλλο(トリアンダフィロ=30枚の花びら)が使用されています
この息子たちはリンドス、カミロス、イアリソスといい。それぞれが国を作り、その名前がついたということです。
歴史的には先史時代から始まります。
そしてこの古代カミロスの近くにミケーネ時代遺跡も見つかっているようです。
古代カミロスの入り口をまっすぐ入ると正面のギリシャの神々の神域と祭壇があります。
その神域に入る前にはエキセドラがあります。
神々の神域および祭壇とエキセドラ遺跡のある前に彫像の台座がこのように並んでおかれていました。
古代に地震が二つあって、二度めの地震で破壊されたとあります。
遺跡の正面はこのような感じです。三段にこの遺跡は分けられるようで、
上はアクロポリスとヘレニズム時代の柱廊とアルカイック時代の貯水槽
中はヘレニズム時代の住居遺跡
下は公共施設、神殿、泉場、公衆浴場、アゴラ
上から見下ろすとこのような感じで、景色は海へつながり、この海の向こうにハルキ島があります。
さらに大きく伸ばしてみると、左に見える円柱2本が神殿、さらにその左に小神殿があります。
中央上の広場が見えるあたりが、泉場とアゴラです。このあたりでアルカイック時代のクーロスの胴体二つ発見されています。これは太陽神へりオスの祭壇付近で見つかったと、ロードス博物博物館のプレートに書かれてました。
アクロポリスにある貯水槽の前方に行くとヘレニズム時代の柱廊があります。
そして右上に上っていくとアテナ神殿があります。
これから古代カミロスの神殿および公共施設そして古代人の家を順次紹介していきたいと思います。
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写真を拝見していると、古代都市が動き出してくるような気がします。
白い長衣を身にまとった人たちの姿が見え、息遣いが聞こえてきます。
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壮観な写真ですね。久々タイムスリップしたような、
遺跡をめぐっていて、時々はじめての遺跡なのに、来たことがあるような気がします。それは、過去に尋ねた遺跡に似ているからですね。
似ている遺跡と全く初めて目にする遺跡、どちらも楽しいです。
lemonodasos サンはたくさんの遺跡を訪れているので、
過去に、訪れた遺跡を思い出すことは、ありませんか
特にアクロポリスから古代都市を見るとそのような気がします。
まったく、遺跡を見れば、今が経ち始めかしら?と思うことがあります。つまり、今歴史が動き出すような、、。