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古代コリントスのユリウスのバシリカ(ジュリアン大聖堂)

コリンティア
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古代コリントス - ユリウスのバシリカ聖堂
Αρχαία Κόρινθος - H Ιουλιανή Βασιλική
Ancient Corinth - The Julian Basilica


この遺跡はローマ時代のアゴラ(フォーラム)の東端にあり、ジュリアン・バシリカ(ユリウスのバシリカ)と呼ばれている。
ユリウス朝でバシリカというのは時代の合わない遺跡名だと思ったのだが、ユリウス朝皇帝神殿跡に、キリスト教の大聖堂が建設されたので、そのようになったのだろう。

ユリウスというのはユリウス・クラディウス王朝のことで、古代ローマの初期皇帝アウグストゥスに始まる5人の皇帝(アウグストゥス、ティベリウス、カリグラ、クラウディウス、ネロ)を指す。この王朝は紀元前27年から紀元68年まで約100年間続いた。そしてバシリカというのは初期のキリスト教の大聖堂のことである。

ここはローマ皇帝の5人を崇拝するため皇帝神殿が建設されていたのである。そしてこの神殿建築物内にはユリウス・クラディウス朝の皇帝たちの彫像は飾られていた。その彫像類は古代コリントス考古学博物館に展示されている。第15代ローマ皇帝アントニウス・ピウス皇帝(生86年9月19日 - 没161年3月7日―治世138年7月11日 - 161年3月7日)は皇帝神格化が続き、さらに増築された。西暦4世紀に大地震によって崩壊した。その後は一部廃材を使用して、初期キリスト教のバシリカと呼ばれる大聖堂ができた。


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ジュリアン・バシリカからの発掘物
ネロ皇帝の頭部彫刻 西暦60年の制作
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左から、ルキウス・カエサル、アウグストゥス皇帝、ガイウス・カエサル。
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ヨロシク
 
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