2008年秋のアテネのアクロポリス |
遠くで撮影すると見えないのですが間近で見てしまいました。
アクロポリスから下界を眺めるとゼウス神殿が見え、その向こうに古代競技場見えるので、全部見学しなくてすみますが、行ってみれば新たな感動も、見逃していたものも発見できるかもしれません。
日本から我が家に訪問者が二人あったので、アクロポリスに何年ぶりかでのぼることができました。
ゼウス神殿の左側にある門はハドリアヌスの門と呼ばれるものです。
写真には写っていませんが、その付近の野良犬が昼寝しています。
ディオニソス劇場も真下に見えますが、結構撮影も大変です。大きな木が入ったり、ちょっと曲がったりもします。一所懸命カメラに納めはしますが、高所恐怖症の私は気持ちが悪くなってしまうこともあります。ズームで見ると舞台の見事な彫刻が見えます。
アクロポリスでぱちぱち撮影していますと、ここに住むボス猫がやってきました。彼とは友人なので、呼べば来ますが、ポーズはとってくれませんでした。
アクロポリスへ行かれた方、こんな猫見かけませんでしたか?
これはローマ時代の古代音楽堂で、へローデス・アティコスというギリシャ人でローマ元老院だった人がは建てたものです。彼の名前を取って、ギリシャ人はイローディオと呼んでいます。この音楽堂はかなり大きく、ここでギリシャ古典悲劇が演じられます。
演じる人は、パルテノン神殿と満月を見ながら、演じることができるので、まるで奉納劇のようになります。
さてその日の舞台準備を見るとクラシックのコンサートの行われるのではないかと思われました。
古代アゴラにの中にへーバイトス神殿が見えます。へーバイトスはギリシャではイフェストスです。その神殿の前にはアポロン神殿とゼウス神殿もありました。(ゼウス神殿は古代アテネには3つくらいあったようで、プニクスの丘にもゼウスの祭壇跡があります。)
へーバイトス神殿の横にはアフロディテ神殿があったようです。
私はへーバイトス神のファンです。
地味ですが、こつこつと仕事をする鍛冶の神であり、また機械など物づくりの神です。古代のエンジニアの神様なのです。大切な神様だと私は思うのです。
へーバイトス神はアポロン神や、ヘルメス神に、勝るとも劣らないと思います。そんなことを思いながらアクロポリスから遠くの神殿を眺めていました。
今やっていること、いろいろ、、、
夏休みに見てきた遺跡の数々はなかなかまとまりません。ヒポクラテスの本を紛失して、がっかりしているところです。
ヒポクラテスのルーツはアスクレピオス医神から数えて17代目である話や、ヒポクラテスは二人いて、世に言うヒポクラテスとはヒポクラテス2世のことらしいです。
ヒポクラテス、、、ヒポは馬で、クラタオ(持つ、つかむ)という意味で、馬をもつ人になります。
それからロードス島のリンドスの僭主について調べていて、疲れました。哲人プラトンが言うには、政治は哲人による独裁者によって行われることが望ましい、、、それでその望ましい人物である僭主がリンドスにいたのでした。その人のことを調べている最中です。
また太陽神ヘリオス(ギリシャでイリオス=太陽)の島であるロードスはそのヘリオスの子孫のよるダイナスティーとありました。ほかにはミノス王の子孫のよる統治が行われたというギリシャ神話がありました。
ロードスにはローディアという花のような女神というかニンフが住んでいて、太陽神の妻となったそうですが、、、。
バラの語源がローザというラテン語という人もいますが、どうもロードという古代ギリシャ語がバラの意味があるので、ローズの語源がロードではないか、、、或いロードスはローディア(ローデーとも)が住んでいたからとか、、、なんだかわからないまま本にうずもれてしまいました。そしてすっかりなんだかわからなくなりました。
それからコス島でデメテール神殿があるのを知りました。、、、行きましたが、その場所がなんと羊の放牧に占拠され、猛犬がいっぱいの上に柵がめぐらされていました。何で行きたくなったかというと、すばらしい女神像がたくさん出土しているからです。
それから近々、イピロス地方に出かけるので下調べもやっています。
宿泊は田舎の空家です。スリーピングバッグとストーブとPCをもって出かけます。
全部車で回ります。アキレウスの末裔によって統治され、子孫にはあのオリンピアス王女(アレクサンドロス大王母)とピュロス王がいます。その足跡を見に行きたいと思っています。
遺跡の中を歩くと、そこに「何かがいる」ようで不思議な気持ちになります。
投票よろしくお願いします。
月を見ながら
音楽を楽しむ。
そんなところで演奏するのはどんな曲だろう。
パンフルートとハープはあった筈ですから
創造をたくましくして
書いてみたいなー。
今日もスマイル
わぁぁ~ありがとうありがとう~~!!(><)←大興奮!!
今の私の中では世界一大好きな建造物なの^^
そして、そのニャンコちゃんにも会ったかもしれない…子猫の時に(笑)
遺跡のアップは、どうぞゆっくり…
ゆったりと、楽しみながら進んでくださいね。
うふふ、ギリシャ…
少し先だけど、また行くよ♪もう決めたの^^
今からまたギリシャ神話を読んで楽しんでま~す。
パルテノン。。。初めてギリシャに旅した時も修復中だったことをお写真を眺めながら 思い起こしていました。
スリーピングバックとストーブとPC。。。
そこから、古に思いを馳せ 遺跡に宿る気配から 歴史を再構築するのですね☆
実り豊かな秋に なりますように^^。。♡゚。*・。♥
気候と先祖の遺産(建築物遺跡)と観光国になっているかららしいです。
有名な音楽家のコンサートもあります。
夏の夜にオープンされているので、蚊がたくさん来るのが残念です。
遠くに犬の遠吠えも聴こえてすばらしいです。
プニクスの丘から見るとアクロポリスのパルテノン神殿は天国の風景に見えます。
もう年なので、ホテルで寝起きがしたいです。
虫除けをつけていかなくっちゃ。
ギリシャからはアフリカはそんなに遠くないですよね。
アフリカの壁掛けを買ってきました。
なんだかさびしそうな顔です。
どこの地方のものかも知りません。
ただ、買ってきただけです。
あそこも蚊が多いだろうなー。
今日もスマイル
本当に、市街地の中に古代の建造物が突如として現れることにも驚きですが、
その建物がいまだに使われてるというそのことに、いつも感動します。
日本では ありえないことですね。
遺跡の中を歩くと、そこに「何かがいる」ようで不思議な気持ちになります。
↑
この感覚、なんとなくわかるような気がします。
写真でしか見たことないですが、その迫力は伝わってきます。
ハドリアヌスの門はあの「ここよりアテネ。テセウスの都市。ここよりハドリアヌスの都市。テセウスのものではない。」と書いてあるというやつですね。実際、近くでみてみたいです。
ミノア時代のこ厳然1500年くらいのクレタ島はエジプトとの交易があって、粘土板にその取引などが書かれていたりします。
そしてミケーネ建国者ペルセウスの奥さんがエチオピア人です。
あの、、イソップも、、、たぶんという話もあります。
それで、いつも家に帰ったらお神酒をあげて、、、この国ではワインかな?それをグラスについで、古代の神々に!と一人で乾杯してお払いしております。
結構、これがすっきりします。
現代もイタリアとは大変友好的な関係にあります。イタリア人はいろいろあるけれども、結構国民的の情にもろいような印象を受けます。
なんというか南欧はハート、北欧はマインド、という感じでしょうか、、。
パルテノンの修復、いつ終わるのでしょうね。
以前、行った時は猫くんはおらず犬が何匹かいました。
アテネと云えばやはりプラカ地区が好きです(だれもがそうだと思いますが)。
そのそばを、地元の犬や猫がのんびり昼寝していたりして。
紀元前は、激動の象徴であったであろうアクロポリスも、現代では、市民や観光客たちの憩いの場所のように思えます。
うちがいけるのは定年後の予定なのであと7年はありますが
それまでには終わってくれるでしょうか。
こういう工事って、意外と時間がかかりますものね。
昔、10年前、パルテノンのそこになかった柱がいつの間にか立っていたのに驚きました。
恵まれた生活をしているのに勝手に脱走する犬もいるもんですね。
私の祖母と母が口を揃えていっていました。恋と願いはよくしろ!ということです。
路上縦列駐車の車はいつもあるので、そこに住んでいる人たちのものだと思います。
路上駐車のできる場所を作って、自動車税を高くとるようです。
それでギリシャ人が、税金を払っているので駐車場がない!と文句を言うのは、よく聞いて見ると、しょうがないのかぁと思ったりします。