リムノス島のカタラコ村 |
人口200人くらいのカタラコ村には夏になると、アテネで働いている人とその家族がやってきますが、それ以外は過疎化のお年寄りばかりの村です。ロバに乗ったお年寄りの方たちとアスファルトの道ですれ違うことがあります。
谷間の向うの山の上にある村がカタラコ村です。どうやって生活しているのだろうと不思議に思ったりします。
大変美しい村で、ニワトリの鳴き声が谷間に響き渡ります。
カタラコ村まで来る途中でみた風車小屋です。機械化されているので、穀類の粉挽き似使用されることなく100年以上たっているかもしれません。
カタラコ村までの風景
谷間に見えるのは古くなった家畜小屋です。これも相当古いし、周りを見ると木もありません。よく見ると火事で焼けたような低木がたくさんありました。
カタラコ村まで行くには相当な山を越えていきます。やはり使用されなくなった家畜小屋というのか農業小屋が、うち捨てられています。このまわりははじめから木がなかったような感じです。元々リムノス島というのは、乾燥した島で、樹木が少ないということは聞いていました。
丸い円があるところは、馬やロバをその中に入れて、穀類を踏ませた実を採ったところと聞きました。
ゴマティ海岸
この海岸で泳いでいる人は数人です。カタラコ村の人たちの農場が海岸近くにたくさんあります。村のお年寄りの男性はここまでロバに乗って、行ったり来たりしています。もちろん携帯電話などは持っています。ときどき携帯電話で話をしながらロバに乗っている人もいます。
写真のような形の岩が海岸にたくさんありました。
岩の色は黄褐色のものばかりでした。
リムノス島は火山島なので、ギリシャ神話に出てくるへーバイトス神の仕事場といわれていました。青銅や鉄を打つのに火山の火を利用したと言うことです。
この島の中に温泉がありますが、あまり日本の温泉とは違います。ギリシャの温泉で、気に入っているのはレスボス島の温泉です。4箇所ほどあります。
地中海世界共通の集落の形みたいですね。
ギリシャでは村にUターンして農業をやろう、なんてトレンドはないんでしょうか。
携帯片手にロバに乗る。圏外にならないんですね(笑)。
絵本に出てきそうな綺麗で可愛らしい村ですね~!
メルヘンだわ~っとうっとりしますが、そこで生活している人は
かなり不便なのでしょうか?
海の色も、何というかもうもう水色。絵の具の水色みたいですね。
絵のような海だわ!
あ~・・・
見ているだけはキレイ♪
ギリシャに吹く風も日本に吹く風もつながっているといいなぁと思います。
いなか~~~と思うと、携帯電話などで、電話しているおじいちゃんを見ると不思議です。