アテネ モナステラキの蚤の市 |
テーセイオンならばテーセウスの場所と言う意味になってしまいます。テーセウスはギリシャ神話の英雄で、クレタ島のミノタウロスと戦ったアテネの王子です。後に王になりますが神になったわけではありません。
鍛冶の神へーバイトスは大神ゼウスとその妻のヘラ女神の息子で。美の女神アフロディティの夫です。ちなみにアフロディとの結婚は大失敗でした。
古代ギリシャ時代にへーバイトス神は、この付近に鍛冶や金属細工をしていた人たち深く信仰されていたのです。(地下鉄の電車がティシオからモナステラキに向かっているところです。
この蚤の市は誰でも参加できるわけではありません。昔ながらの古物商の人たちが中心ですから、外国人の参入はありません。グラス製品がたくさんありました。もちろん陶器もあります。チェコ製、ハンガリー製、ポーランド製、旧トルコ皇帝時代のイスタンブールに住んでいたギリシャ人の持ってきたもの、などがあります。
イスタンブールから持ってきたものって何だと思いますか?
数年前に偶然見たのは伊万里焼の皿です。絶対にそう!でもギリシャ人は伊万里を知らないからね。趣味とか私にはわかりませんが、ハッキリ言ってただ本当に古いなぁと思います。何かひとつを買ってみようと思いましたが、あまりの雑踏で疲れました。
ほかには古時計屋さんがありました。今日は個人的事情で閉店しているようです。時計は柱時計中心です。タンスサイズの時計塔もありましたが、頑丈に店じまいしているので写真は取れませんでした。普通の日は開いています。この店は昔のねじ巻き時計の修理をやっています。今のハイテク時計の直しはしません。昔の時計職人です。
私は現代に生きているので、使いやすいものが、いちばんです。ソファもそうです。私の家のソファは2つ大きいのがあります。シングルベッドのようなカウチがふたつ居間に置いてあります。デザインもシンプルです。
人の多さに圧倒されて陶器とか金属製品の写真を撮るのを忘れてしまいました。
フランスの蚤の市は精巧にできた贋物があるらしい!ギリシャの適当に作られた本物があるのですよ。まったくね。だから気に入ったら何でもいいことにします。
パリの蚤の市、行きましたが、興味のない人が一緒なので、なかなかゆっくりというわけにはいきませんでした。こういう所は一人でゆっくりがいいですね。
すごくいわし臭いのよぉ
相田さんからもらったダンボールをパソコンデスクにしてギコギコネットしているおうばっちゃんにとっては古道具のテーブルとイスがとってもステキに見えてマジ欲しいです
チェコのグラス水漏れしたんですよ。本物でしたけれどもね。なんで本物ってわかるか?それは昔は、グラス類はチェコがヨーロッパに売りまくっていました。日本の瀬戸物感覚です。工場がチェコやポーランドにあったんですね。それで特に最近はアート感覚になっています。切磋琢磨されたところにアートが残るのかも?