プラカの廃屋 |
プラカには美しいネオクラシックの建物が並んでいます。建物の保存地域になっています。
その美しい建物はプラカのお土産やさん地域よりも、ずっとアクロポリスよりにあります。
今日あるいてきた通りの道は忘れましたが、風の塔の古代遺跡が突き当たりに見えました。
ネオクラシックとはな何か?
ルネッサンス以降にいろいろな建築様式がありました。
今日は歩きながら、ネオクラシックとは、古代ギリシャの風味のある近代建築のことだと思いました。1834年から1900年の間に、アテネに建てられたました。
各国王の出身国(バイエルンやデンマーク)の建築家によって、王宮(現国会議事堂)・大学・アカデミアなどはじめ立派な建築が残りました。
しかし民間の裕福なギリシャ人たちの大邸宅や個人住宅などはギリシャ人建築士によるもです。その筆頭がギリシャ人建築士のスタマティス・クレアンティスです。彼が建てた大邸宅はそれぞれ博物館になっています。
多額な修復費
プラカはアクロポリスの下に広がる町で、アテネのオールドタウンです。
上の写真の右に黄土色の建物がありますね。
その玄関口がこの写真です。
この建物は、徐々に廃虚化しています。
鉄の門の下に犬や猫がために水入れがありました。
誰も水を取替えに来ないの汚くなっていました。
ここに猫でも住んでいるかと思ってプスプスプスと例のごとくやってみましたが、何も住んでいませんでした。
プスプスプスといえば猫はリアクションします。
逃げるか、寄って来るか、です。
よく見ると屋根のところに鳥が巣を作って住んでいます。
見たところボロボロなので建て直すしかないと思われます。全部撤去してはじめから作らないとダメですね。
なぜならば、ボロボロになって石がゆるくなっていて、つなぎのコンクリートのようなものが粉のようになっています。昔はコンクリートを使わず、石をきちんと積んで作ったようです。
この家は修復は出来ないので建て直し良いと思います。
しかし莫大なお金がかかります。
私がダイフゴーになったつもりで考えました。
何故 建て直したほうが良いかというと、家の中の機能が現代的になるからです。
昔の台所やお風呂は使いにくいのです。
それに寒いです。私は廃屋を歩いたときそう思いました。
排水管も全部取り替えた方が良いでしょう。
しかし中身は現代的でも、概観は以前のままにしないといけないのです。
プラカの町並みを崩さないように昔のまま保存しないといけないわけです。
昔の屋根のペンキがの色が海老茶だとして、もしも色がなくてちょっと茶色が強いものを使ったりすると国から罰金を取られます。
もしも大枚はたいて修復して、ペンキに同じ色が現代に存在しないので、仕方なく使った違うペンキを使ったとします。
そのことで役所にクレームをつけられた方います。その色はないといっても罰金だから払えともめたそうです。その後は、その方とはお会いしていないので、どうなったか分かりません。
100年前の色って、、、、その色を作っている会社は無くなってしまったかもしれません。百年いや150年前などは大きな会社はなく、ペンキはペンキやさんが手作りしていたのかもしれません。
ネオクラシックの建物で半壊していて修理していないのは、壊すに壊せず、売るにも売れず、あるのだと思いますが、、。壊したら同じ物を立て直さないといけないからです。それならば新しいアパートメントビルディングが2つ立ってしまいます。プラカは土地も高いし、、。
プラカだけではなく、アテネのほかの地区にもネオクラシックの空家とか廃虚がけっこうあります。にゃんこさんオウチになっている場合もあります。
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だから建て壊さずに修理をしたほうが良いと聞きました。
修理をするしても
プラカの町並みを崩さないように昔のまま保存しないといけなく屋根の色が違ったら罰金を払わなくってはいけないなんて。。。
だから廃墟に近い家が多いんですね。
プラカの町並みがすきなんですけど廃墟同然の家は、何とかならないのかなーっていつも思ってたんです。
建て直しも修理も難しかったんですね。
チェックされてから、遺跡を見せるように修理したのかもしれません。
廃虚同然の家といえばちょっと前にパティシアの古い家が雨で解けたことがありました。危ないですよね。
し
キューバのハバナビエハ地区でも、長い時間をかけて修復していました。日本でも同じような話を聞きます。そのまま残したいのはやまやまだけど、お金がかかるのでは所有者は大変ですね。