輸送女相続人のコレクション |
大邸宅所有者の名前はデスピナ・パパディミトリゥという裕福な船舶会社の女相続人ですが、今や、警察とメディアでは輸送相続人と呼ばれています。
イタリアの2つの古いイコン画も発見されました。そしてイタリア警察はマリオン・トルゥという人物を逮捕しています。マリオンはギリシャのエーゲ海のパロス島に別荘を持っていました。
どうやらこの不法輸送はこれらの島からロンドンやアメリカの間で行なわれたようです。
ロサンゼルスのゲティー博物館の展示物として、国際競売で有名なサザビーやクリスティーにも商品として、この島から持ち出されたものがあるということです。
ゲティー博物館も、サザビーも、クリスティーも捜査に協力するといっていますが、、。
ゲティー博物館はギリシャの古代出土品はこれらの国際競売から購入したといっています。
スヒヌッサ島で発見された傑作品の数々
左はギリシャ時代の子供の彫像、中央はローマ時代の男性の胸像、右は花崗岩で出来た古代エジプトのスフィンクス像です。これらは古代の傑作品です。
大理石で出来たアフロディティ女神像。
どのようにこの女神像を手に入れたのか分かりません。
このアフロディティ像の後ろの石棺も本物です。しかし勝手に彫刻を施した形跡が、、。
輸送相続人は現在ロンドンに住んでいます。今逮捕の人日が着々と進んでいるようです。
この輸送相続人にはクリストス・ミハイリディスという弟がいて、ロンドンに拠点を置く芸術品のディーラーをしています。
ミケーネ時代の壺が2つ見つかりました。これは保存状態も良く、この二つも傑作品です。
まだ捜査中なので、証言画断片的で分かりませんが、タソス島の北部で発見したものや、ダイヴィングして海底から出したものなど、様々です。
不法輸送の元締めが船主だったら、こういうこと容易に出来てしまいますね。
この教会は不法輸送女相続人の大邸宅の中にある自分用教会です。
各要所に古代のものを利用して出来ているようです。
そして2つのイコン画はイタリアの古い教会にあった11世紀か12世紀あたりのものらしいです。
黙って持ってきたようだと書いてあった新聞もありますが、これはイタリア警察がずっと探していたものだということです。
こういう貴重な国民の、いえ、世界の財産で、こんなキリスト教の初期教会を復元してたら、良い事はないのですよ。
大小あわせれば60の傑作品があって、最も古いので紀元前3000年のものもあります。
模造品は280くらいあったようです。不法輸送相続人のアテネの邸宅も今捜査されているので、まだ出てくるかもしれません。
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貧乏人の私には考えられません。
捜査の状況が面白いですね。日本にはこういうことありませんから。
ギリシャならではですね。
ジェームス・ボンドか~いいなぁ~などと言ってはいけないのでしょうが。
壷の絵が素敵ですね。今ポンペイ展をやっているので、見に行きたくなりました。古代に思いを馳せて~