聖土曜日 キリスト復活を待つ日 |
ギリシャ国営テレビのニュースサイトからのものです。
エルサレムのキリストの墓地があり、その近くにギリシャ正教総主教府があります。
ここに総主教府を置くのはギリシャ正教、ローマン・カトリック、アルメニア正教、ロシア正教などがあるようですが、これについては詳しくありませんので、これだけで失礼いたします。
このキリスト墓地に最も近いくにある教会はギリシャ正教会であると聞いています。今日はそこから聖なる光(火)がギリシャにやってきます。
エルサレムのギリシャ正教のテオフィロス総主教が、そこでギリシャ全土で行なわれる復活の儀式に使用される聖なる光(火)を準備していました。
土曜日にエルサレム総主教がキリストの墓地から聖なる光(火)を持って来て、そこで式典を行ないます。そのあとその聖なる光はギリシャ代表団長・副外務大臣テオドロス・カッシミス氏によって、ギリシャに運ばれるのです。このための特別機がギリシャで用意されているのです。
そして土曜日の真夜中に復活式が行なわれ、日曜午前0時の12の鐘と共にキリストが復活します。そのときの聖なる光がこのエレサレムから運ばれる火なのです。
写真は教会で奉仕をする少年。これは新聞からの写真です。
キリスト復活を確認したあとで、この火は各自が用意したロウソクに火をもらって、家に帰ります。
真っ暗な道路にロウソクの火が何千も川のように流れていくことでしょう。
こちらギリシャはまだ土曜日の夜8時です。11時くらいになったら、そろそろ、教会に出かけて、キリストの復活式に参加してきます。
帰ってきたらマギリツァという羊の肝臓とお米と青ねぎのスープをいただきます。スープはレモンと卵で作ります。
それでは皆さま、カリ・アナスタシ!よい復活を!
人気blogランキングへ投票よろしくお願いします。
lemonodasosさん、マギリッツァ作ったんですか?あれ大好きです。でも予定がわからなかったので用意できませんでした...。
リカヴィトス中腹の教会にギリギリセーフで到着し、蝋燭に火をもらってきました。
以降と思ったんですが、あの爆竹の音が私ダメなんですよ。あの音が外でバンバンするたびに、ギリシャでのキリストの復活は今年も失敗かなぁと思ったりしました。あ~あ。あの爆竹とか花火止めてほしいです。怪我する人もいるし教会も破損したりしますよね。もううちのパパス(お坊さん)が嘆いていました。
最初の新約聖書はギリシャ人によってギリシャ語でかかれました。
キリロスと言う修道士がキリロス文字(スラブ文字。ロシア文字)を作ってキリスト教をしました。
パスハ(ギリシャの復活祭)の語源はキリストがユダヤ民族の一派アラム民族の言葉と聞いています。
lemonodasosさんの、日本の初詣みたいだという考察に、すごーく同感です。ちょっと気持ちがあらたまって日常を振り返り、まじめになるような・・・そんな感じがします。
私が教会へ行くのに二の足を踏むのはあの爆竹の音です。あああ、、キリストは復活に失敗してしまうのではないかと心配します。