アテナ神殿 ヒオス島エンブリオス |
Χίος - Ναός Αθηνάς στο Εμπορειό
Ηιος - Temple of Athena at Emborios(Emporios)
アテナ神殿はエンボリオスの預言者イリアス(プロフィティス・イリアス)の丘にある。
エンボリオスに古代都市があって、子の丘はアクロポリスだったところだという。
アテナ女神はこの古代都市の守護神であった。
紀元前8世紀から紀元前4世紀に建立された遺跡が残っている。
聖域には神殿と三つの祭壇A、B、Cの跡が残っている。
アテナ神殿と祭壇Cを撮影した。
アテナ神殿の正面入口 神殿は紀元前6世紀に建立され、その規模は10.13 Χ 6.23メートルで、高さが2.80メートルあった。屋根は木材や粘土などの材料が用いられていた。そして紀元前4世紀に修復された跡がある
神殿内には紀元前8世紀の祭壇Aはと彫像台がある。
神殿内の右にある祭壇Aで、左にアテナ女神の彫像台が残っている。
祭壇Aの大きさは一辺の長さがそれぞれ違う四角形で、1.38X1.60X1.68X1.93メートルあり高さが0.80メートルあった。
神殿のプロナオス(玄関)から南側に祭壇Cと海が見える。
祭壇Cは紀元前4世紀に建立されたもので、その大きさは3.10X1.22メートルで、高さが0.55メートルある。神殿のテラスにある。
神殿の北側の大理石の壁
神殿の南側はこのような感じである。
紀元前6世紀に建立された祭壇Bはアテナ神殿の北側に位置している。
祭壇Bの大きさは7.00X2.50メートルある。
古代の城壁が少し残っていて、この上にアテナ神殿があるのだ。
アテナ神殿にあった遺跡の説明看板である。