ニケのアクロテリオン デルフィ考古学博物館 |
Mαρμάρινο Ακρωτήριο - Φτερωτή Νίκη
Marble Akroterion - Winged Nike
デルフィ考古学博物館
Αρχαιολογικό Μουσείο Δελφών στην Φωκίδος
Delphi Archaeological Museum at Fokida(Phokida)
この大理石のニケ像は紀元前515年から紀元前505年の間に制作された。
アルカイック時代の特徴を持つ彫刻である。口元きゅっと上にあげた微笑
(いわゆるアルカイックスマイル)を浮かべている。高さ1.13メートル。
発見された場所はデルフィのアポロン神殿である。古代は神殿の屋根の上にあった。
屋根の上の飾られた彫刻類はアクロテリオンという。
ニケは勝利の女神で、背中に翼を持つ。
デルフィのニケは足に小さな翼が付いていた。
Νίκη(Nike)はギリシャ語で勝利。現代ギリシャではニキという。
そしてこのような名前を持つ女性がたくさんいる。いわゆる勝子ちゃん。
ちなみにニキの男性系の名前は二コラオスという。
この記事の資料はデルフィ考古学博物館の説明ボードを参考にしている。