デルフィのエピゴノイのエクセドラ |
エピゴノイのエクセドラ
Εξέδρα των Επτά Επιγόνων στους Δελφούς
Exedra of the Seven Epigonoi (Epigones) at Delphi
フォキダ県デルフィ自治体デルフィ古代遺跡
Νομός Φωκίδος, Δελφοί, Αρχαιολογικός Χώρος των Δελφών
Fokida Prefecture,Delphi,Archaeological Site of Delphi
エピゴノイのエクセドラは紀元前370年のアルゴス人によって建設された半円形の建築物である。この遺跡は道を挟んでアルゴス王たちのエクセドラと向かい合っている。エピゴノイの勝利を記念してデルフィ聖所(アポロン聖域)に建てられた。アルゴス王たちのエクセドラもエピゴノイのエクセドラもアルゴス人によって建てられたものであり、ここに王や王妃や英雄たちの彫像類が展示されていた。
エピゴノイと呼ばれた人々はテーバイ攻めの七将のそれぞれの子孫たちのことで、アルゴス人である。七将はテーバイ攻めで敗れたが、その10年後に息子たち(エピゴノイ)によってテーバイは陥落するというギリシャ神話がある。
アルゴスの七将軍とその息子たち
ポリュネイケースの子テルサンドロス
アドラーストスの子アイギアレウス
アムピアラーオスの子アルクマイオーン、アムピロコス
テューデウスの子ディオメーデース
パルテノパイオスの子プロマコス
カパネウスの子ステネロス
メーキステウスの子エウリュアロス(エウリュアロスの代わりにヒッポメドーンの子ポリュドーロスとする説もある)。
エピゴノイはエピゴノスの複数形である。エピゴノスのはエピの部分には「後で」、ゴノスの部分には生まれ者という意味がある。
ギリシャ文字: Επίγονος (エピゴノス/Epígonos)
ギリシャ文字(複数形): Επίγονοι (エピゴノイ/Epígonoi) 現代ギリシャ語では文字は同じで、読みはエピゴニ。οιの文字二つでイと読む。
ラテン語: Epigonus (plural Epigoni)
赤丸で囲ったところの下の半円形がエピゴノイのエクセドラで、
上の半円形がアルゴスの王たちのエクセドラである。
この遺跡にあったのですね!
(すみません、まったく知りませんでした。)
もしかするとこの遺跡に行った時も名前だけは
知っていたかもしれませんが
当時は「テーバイ攻めの七将」に興味がなかったので
早くアポロン神殿に行きたくて素通りしてしまいました。
教えて下さって感謝です。
それに各都市国家の宝庫がたくさんあるのですが、
斜面が崩れていたりロープが張ってあったりします。
古代都市なので、町ひとつを見学するわけですからたいへんです。