ミロス島のクリマ村の古代都市 いわゆる古代ミロス |
Milos - Klima -The Ancient City
このクリマに位置する古代都市はアルカイック時代からビザンティン時代までの遺跡がある。その規模はプロフィティス・イリアス(預言者イリアス)教会に丘からクリマ村の海岸まで広がっている。クリマの海岸のどこかに古代港の跡があるらしいのだが、まったくどこなのかは分からなかった。
競技場
都市の斜面に城塞の積石が残っている。
城塞及び塔の遺跡1
城塞及び塔の遺跡2
ミロのヴィーナスが発見された場所であるという看板
看板の後ろの斜面には積石が残っている。
草木がミロのヴィーナスの発見場所をを覆い隠している。
古代アゴラ 白い建物はプロフィティス・イリアス教会である。
この丘の下の広い場所に古代アゴラと神殿などがあった。
地面に残る初期のキリスト教会の建物跡がある。
おそらく洗礼に使用された水槽のようなところである。
古代都市のあったところは原っぱ状態で、これといった遺跡は劇場以外は残っていない。
古代都市から東にトリピティ村が見える。
写真ではトリピティ村が近くに見えるが、間に谷もあって、歩くのはたいへんである。
古代都市に北にプラカの町とカストロの丘が見える。
ミロス島はフィラコピからクリマ、そしてプラカと、中心地が移っていった。
古代都市のアゴラがあったところから劇場を撮影した。
劇場は修復であったが、ここは管理人がいないので、終日無料オープンしている。
古代ミロスのアルカイック時代からビザンティン時代までの遺跡や出土品がミロス考古学博物館、アテネ国立考古学博物館(ポセイドン及びアンピトリテー)、大英博物館(アスクレピオス)、ルーブル博物館(ミロのヴィーナス)に収められている。