レフカダ島の最南端の灯台は元アポロン神殿 |
Λευκάδα(Λευκάς-Φάρος Δουκάτο (Πρώην Ναός του Απόλλωνα)
Lefkada(Leukas) -Lighthouse Doukato (Former Temple of Apollon)
古代レウカスにはアポロン神殿があった。いつごろに建立されたのかは分からない。
その場所はレフカダ島の最南端ドゥカト岬であった。
だが、その神殿のあった場所に1890年灯台が建設された、その高さは14メートルあり、海面からと70メートルのところのある。そこから南に50キロくらい遠くの風景、ケファロニア島、イタキ(イタカ)島を見ることが出来る。
下の写真は夕方に撮影したのだが、撮影した日はなんかもう、もやっていて、しゃっきりしない写真となった。やれやれですわ。
伝説によると、このあたりで紀元前6世紀の女詩人サッポーがファロンという美しい青年に恋に破れて身投げしたという。
まぁ、あれですわ、後付伝説じゃないの?と私は疑っているのだが,,。この地からレスヴォス島は遠いし、サッポーは貴族階級の人で、頭もよく、歌詠みだし、べつにファロンでなくても美しい男は山ほどいただろうし、、、それにレフカダとレスヴォスは遠すぎ、、。軍人や商人なら、その距離はどうってことないかもしれないが、そうなのかな?
このドゥカト岬灯台を見学してから、山の喫茶店に寄ったのだが、そこのお兄さんが
「100年前にどうしもあそこに灯台を造るということで、アポロン神殿の廃材はそれに利用されてさ、もう、なんといか、おかげで、ギリシャ本土のスーニオン岬のポセイドン神やナクソス島のアポロン神殿にも勝るわれらレフカダのアポロン神殿箱の世から姿を消したんだよ。あれがあったら、もっと観光地として発展したのに!」
と言っていた。わたくしもその通りと思った!
この灯台をバラして、ピッカピカのアポロン神殿を建立したらいいのに。灯台のある神殿を建立したら、どうかな? そのように思う人はきっとわたくしだけではなおのだろうが、、先立つものがないとね。言うはやすしですわ。
遠くに見えるのはイタキ(イタカ)島である。オデュセウス王の島である。
レフカダ考古学博物館の説明掲示ポスターの中のアポロン神殿の在りし日の姿2枚あった。
おそらく1890年のものである。
ここにあった円柱や石板は、灯台に利用され、
ほかはおそらく教会の建築材料となったであろう。
写真がぼけているのは、すごく古い写真で色薄れ、或いは昔のカメラで、ピンボケ、、或いはスケッチ、、、・なんかもうよく分からい。
もったいないですね。