Δίον -Το Πραιτώριον- Βεσπασιανές
Dion - The Praetorium- Vespasians
Νομός Πιερίας,Δήμος Δίου - Ολύμπου,Δίον
Prefecture of Pieria,Municipality of Dio-Olympos,Dion
ギリシャ語でプレトリオン、ラテン語でプラエトリウムは官邸という意味のようです。ギリシャ語でヴェスパシアネス、ラテン語でウェスパシアニス、英語でヴェスパシアンズというのはローマ皇帝ウェスピアヌから来てているのでしょうかねぇ、、この遺跡の名称については適当な日本語を思いつかないので、そのままプラエトリウムーヴェスパシアンズといいことにします。
遺跡の看板があったので、遺跡はその看板の後ろなのだろうと思いました。しかし看板の後ろには下のような写真のようになっていました。プラエトリウムは官邸ということですから、遺跡がこれだけではないはずであります。それとも看板の市を間違えているのかしら?と思いました。この遺跡からトラヤヌス皇帝の頭部彫刻が発見されたので看板にその写真がありました。たぶんディオン考古学博物館に展示されているのでしょうが、わたくしは見過ごしてしまいました。
遺跡看板にはプラエトリウムの見取り図が付いていたので、上の写真だけでもなさそうです。見取り図というか間取図を見ると長方形の入口が一つで三つの部屋のある建物と大きな四角形の建物のがります。大きな四角形の建物には中央に大広間のようなものがあり、小さな部屋が五つ、やや大きな部屋が五つ、そして道路側に入口のあるお店のような部屋が並んでいます。遺跡の看板にはこのプラエトリウムは宿泊の設備もあり、旅行者がり移用したようなことが書かれていましたけど、、、。ほかにラテン文字などが発見されたらしいので、ローマ人が利用していたのかもしれません。詳細はタイムマシーンで見に行くしかないかもしれません。
写真の中に白い遺跡看板が見えますが、遺跡看板の正しい設置場所をもっと手前にすると、上の見取り図と同じ遺跡が分りやすかもしれません。遺跡の写真を整理していて、偶然に撮影していたので、ここに掲載することができました。