行政監察官の通路 古代タソス |
Η Δίοδος των Θεωρών
The Passage of the Theoroi
Νομός Καβάλας,Νήσος Θάσος,Λιμένας,κοντά στην Αρχαία Αγορά
Prefecture of Kavala,Thasos Island,Lemenos,near the Ancient Agora
行政監察官の通路はいつの時代のものか資料がなくて分かりません。
古代アゴラのグラウコス記念碑のさらに東へ出たところにあります。
いつの時代のものかは資料がなくて分かりません。
資料が見つかり次第に追記していきたいと思います。
古代ギリシャ・ローマの行政監察官をテオロス(Θεωρός )テオロスたち(θεωροι=テオロイ或いはテオリ)と言ったようです。なんとなく江戸時代の「目付」と呼ばれた人たちのことを思い起こします。
古代ギリシャ語の動詞テオロ(θεωρῶ(theoro)には観察する、監察するという意味があり、ギリシャの領域拡大、或いはローマ帝国などによって、中央から派遣されて行政にあたる役人のことをテオロス(複数形テオロイ、或いはヘレニズム以降はテオリ)と言ったのでありましょう。そのへんは素人なので玄人の人にがんばってもらいたいのでよろしくお願いします。
大理石の階段のある場所からアルテミス聖域が遠くに見えますが、オリーブの木が2本立っているあたりです。アルテミス聖域にはこれといってめぼしいものはありませんでしたが、やっぱり、そこに行けてお参りが出来てうれしかったです。
このあたりに美しい大きな大理石のレリーフがあって、それはフランスのルーヴル美術館に展示されているそうです。いつかルーヴルに行けるとよいのですが、、。
鉄網の掛かっているところは貯水槽でした。階段を上がって何があるのか、一応チェックしておきました。
この貯水槽向こうにローマ時代の邸宅というか家の遺跡があります。行政監察官のお屋敷だったのでしょうか?資料が何もないので分かりません。資料は遺跡前の看板しかありません。
行政監察官の通路の先は古代アゴラになります。古代アゴラと行背監察官通路の間に低いトンネルのような道があって、その低いトンネルの通路の上に狭いアスファルト道路があって、車が行ったり来たりしていました。
アレクサンドロス大王の頭部彫刻 西暦2世紀
お手間をかけて申し訳ありませんが
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