テルモのアポロン神殿のアクロケラモ(アンテフィクサ) |
Τα Ακροκέραμα από το Ναό του Απόλλωνος Θέρμιου
The Antefixes from Temple of Apollon Thermios
アテネ国立考古学博物館
Το Εθνικό Αρχαιολογικό Μουσείο της Αθήνας
The National Archaeological Museum of Athens
ギリシャ語でアクロケラモ(ακροκέραμο)というのは屋根の上に瓦の端を飾るものです。
複数形だとアクロケラマ(ακροκέραμα)になります。
ラテン語ではアンティフィクサ(ante-fixae、antefixes)といいます。
詳細は→アンテフィクサ
アルカイック時代に建立されたテルモのアポロン・テルミオス神殿の男性顔のアクロケラモは8枚ありました。よく見ればサテュロス以外はみなそれぞれ表情にアルカイックスマイルを浮かべていますね。
これらの男性の顔は羊の耳を持つサテュロス、ディニュソスとその従者、或いはクレテスであろうと、アテネ国立考古学博物館に説明プレートにありました。サテュロスは大きな口から雨水が落ちるようになっていました。
古代テルモ遺跡内の看板にアクロケラモの位置とメトペの位置が示してある図がありました。古代テルモのアポロン神殿はこのような配置で装飾がなされていました。
かわいらしい女性の顔のアクロケラモは6枚ありました。
この2枚のアクロケラモは神様でしょうか?
男女どちらなのかわかりませんが、なんとなくありがたい顔をしています。
ちょっと大きめなライオンの顔をしたアクロケラモもありました。
遺跡の看板のアクロケラモの顔の色が少しカラフルだったのでここに掲載します。
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