ナクソスのチカラリオ岩野とアパノ城(カストロ) |
チカラリオというところにギリシャ幾何学模様時代(紀元前1100年から紀元前700年まで)の遺跡があるというので出かけてみました。
遠くに見えるのはナクソスで一番高いザス山で、別名ゼウス山です。ナクソス島にもゼウス誕生の地としての神話があって、ザス山の後ろ側に洞窟で産声をあげたようです。
この話はクレタ島のディクティ洞窟にまつわる話と似ていますね。
さてザス(ゼウス)山から遠く離れたチカラリオいう岩がゴロゴロしている場所に、幾何学時代に古代墓地があるというので見に行きました。 場所がわからないので、下の村にあるあるお菓子屋さんから場所を聞いて、ここまでやってきました。途中から車を使えないので歩きです。岩原というか岩野を歩くのも、たいへんなことでありました。
まず、なぜここに遺跡があるかというのが分かったかというとこの本
Monument and Museum
By Photini Zaphiropoulou
を購入して読んでいたからです。
その中には実際の古代墓地の実際の写真はなかったのですが、
この写真の風景があったので、
風景と照らし合わせて、遺跡を見つけようと思いました。
そしてこのような岩が目前にありましたので、登りました。
見た目よりも登るのは難しくありませんでした。
登ってみると、こんな岩がまた出てきました。果てしなく広い岩野なので、遺跡を見るのを断念しました。早く新しい本が出て場所を具体的に示してあるといいのですが、。
具体的に墓地そのものの形が分からないので困りました。
またいつかこの地に来られることを古代ギリシャの神々に祈りながら、車のほうへ歩いていきました。
アパノ・カストロ(Απάνω Κάστρο/Apano Kastro)
チカラリオの岩野をぐるりと見渡すと遠くにアパノ・カストロが見えます。
中世領主の城でしょうか、、宮殿、塔、門、などの遺跡が岩山の上に残っています。
崩壊していますが、かなり大きなもののようです。
チカラリオの岩野を岩や石ころを踏み締めて歩いていくにはきついなぁと思いました。
またいつかナクソス島に戻れるようにと思いました。
あとで聞いた話によりますと、このアパノ・カストロ(城)へ行くには、
この城の後ろのほうにアスファルト道路があって、バスツアーか何かで、行けるようです。
情報は現地で偶然に知って、初めて分かることが多すぎて困りました。
ナクソス島上陸前にいろいろ調べておいたのですが、あまりあてにはなりませんでした。
なんだかナクソス島に行っても行っても、わからないことが多いなぁと思ったしだいです。
しかし、この次は必ず!
お手間をかけて申し訳ありませんが
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