ナフプリオの町の概観 |
車で後ろ側の舗装された道路を行く人は、ぜひ要塞の中を見学してください。要塞の中から海を見れば、どんな船団が来ても、大砲でドカーンと沈没させる事ができます。この要塞はヴェネチアが建てたものです。
このナフプリオは古代から港として使用されていました。ここからアルゴス(ヨーロッパ最古の都市)が見えます。敵が着たらば、この要塞からアルゴスに松明で危険を知らせる事ができるし、アルゴスはその連絡をミケーネの城にも松明で知らせる事ができます。まぁここに上った人なら、それが可能な事を知るでしょう。
この要塞の中の牢屋にギリシャの英雄コロコトロニス将軍が入れられていた独房があります。
パラミディとは海神ポセイドンの孫のパラメデスから来ています。
ナフプリオの町
アクロナフプリオの要塞から見たナフプリオの町です。今回は写真に納めていません。私たちはアクロナフプリオの上からナフプリオのオールドタウンを見る事ができました。真ん中の石畳が少し見えるところがナフプリオのシンダグマ広場です。
町全体が美しいので散歩するのが楽しいところです。日曜日にわざわざアテネから食事やコーヒーを飲みに訪れる人も少なくありません。
海に浮かぶブルジ城
このお城はヴェネチアによって建設されたものです。このお城は海に浮かんでいるようで美しいのですが、この城は死刑執行人のお住まい?だったらしいですよ。
囚人が泳いで逃げられそうですが、牢屋を出るのが難しいですよ。
ここに行きたい人は船で行けます。
天気があまりよくなくて美しい写真が撮れなくて残念です。今度行ったときに。良い写真が撮れたら、その写真とさしかえたいと思います。
ナフプリオは古代ギリシャ、ビザンチン帝国、ヴェネチア、トルコ、現代ギリシャの人たちで歴史が交錯しています。しかしやはりここはギリシャです。先人が建てた要塞、記念碑、美しい民家…、これで商売ができますね。ギリシャはこれからもこの調子かなぁ。先進国にもならないし、貧乏にもなりません。石造りだったので遺跡や建物や島々の海で、観光業で食べていけますね。人口も1千万人だし…。
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ギリシャコーヒーは泥のようで飲みにくいと言う人がいますね。
アテネからわざわざコーヒーを飲みに車でフッ飛ばしてくるギリシャ人にはカンシンします。