古代エレトリア展 アテネ国立考古学博物館 |
Εκθεση για την Αρχαία Ερέτρια στο Εθνικό Αρχαιολογικό Μουσείο
Exhibition of Ancient Eretria at National Archaeological Museum
(26 April~ 26 August/26 Απριλίου ~25 Αυγούστου)
4月26日から8月25日まで、アテネ国立考古学博物館で「古代エレトリア展」があります。初日に早速行って来ました。なかなか興味深いものがありました。
(しかしながらエレトリア考古学博物館にある「テーセウスとアンティオペの像」と「アテナ女神像」は、アテネ国立考古学博物館には来ていませんでした。)
キクラデス時代の偶像
エーゲ海にキクラデス諸島というのがあります。
紀元前3000年から紀元前2000年にはすでにそこに文明がありました。
それをキクラデス文明といいます。
その文明がエヴィア島のエレトリアにもあったようです。
下の写真の中央の偶像は紀元前2500年のもので、
左右の偶像は紀元前3000年のものです。
キクラデスの偶像は、後にヘンリー・ムーア、モディリアニ、ピカソに
影響を与えたといわれています。
メドゥサの顔
(紀元前350年から紀元前325年)
「モザイクの家」と呼ばれる遺跡から出土したもので、
魔よけとして家に置かれたものです。
このメドゥサの顔は大変美しいと思いました。
蜂蜜採集の道具
ギリシャ古典時代(BC500-BC300)からヘレニズム時代(BC300-BC100)
蓋の部分と壷の部分が展示されていました。
円盤の蓋の部分に穴が三つ、そして下に一つついています。
エレトリアのアポロン神殿の模型
エレトリアのアポロン神殿はいつ行っても閉まっています。
写真で撮影するにはフェンス越しにしかできません。
しかしこの模型は建造中の過程が再現されていて楽しいです。
実際のアポロン神殿のほうは基礎部分しか残っていません。
こちらは神殿の後ろ側で、作業中の人たちの人形もあって楽しいです。
ほかにたくさん興味深いものがありましたが、まだ写真の整理をしていないので、
分かったところだけ記事にしました。
お手間をかけて申し訳ありませんが
投票よろしくお願いします。
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投票いただき、まことにありがとうございました。
ずっと歴史をたどった展示になっています。
紀元前1500年のミケーネ時代、紀元前1000年頃の幾何学時代、
紀元前700年のアルカイック時代、紀元前500年古典時代、紀元前300年頃のヘレニズム、
その後のローマ時代の展示になっているようですが、多くて頭に入りませんでした。
まだよくつかめていないのですが
前8世紀ごろのものとの書もあるみたいですね。
キクラデス諸島の文明の一つなのですかねー。
キクラデスとエジプトとの関係はあるのでしょうね。
それともアッチカですか。
混乱してしまいました。
ゆっくり調べてみましょう。
今日もスマイル
エヴィア島はキクラデス諸島の島ではありませんが、影響を受けています。エジプトの文明とは違います。
そしてキクラデス文明は独特のものです。
キクラデス諸島というのは、アモルゴス島、アナフィ島、アンドロス島、アンティパロス島、イオス島、デロス島、ケア島、キモロス島、キトノス島、ミロス島、ミコノス島、ナクソス島、パロス島、セリフォス島、フォレガンドロス島、シフノス島、シキノス島、シロス島、ティノス島、サントリーニ島(ティーラ島)などがあります。
いろいろな時代があります。
ほかに原始時代の古代都市紀元前5000年くらいのものがレムノス島にあります。
持ち上げるのはさすがに現代ののクレーンですが、、。
このエヴィア島のアポロン神殿は基礎部分しか残っていないので、
面白いなぁと思いました。