アイリシュ・トムさんの、がんばれ、ギリシャ! |
今ではギリシャ人よりもギリシャ人です。
彼はとても善良な人間であり、ある日、ふらりとここに住むようになりました。
アテネ地震の後で廃墟と化したところを整備して住みはじめたのです。
それはもうずっと前のことですが、近所の人たちが
見知らぬ外国人のトムさんが住んでいるので、騒ぎ始めたことがありました。
そしてテレビで話題になりました。
トムさんのインタビューをテレビで見た人たちは、みんながトムさんに好感を持ちました。
近所の人たちも誰が住んでいるのか分かって安心したようです。
もうずっと前のある日のこと、私がこの前を通ると、
近所の人が「ここに住むトムさんはアテネ人が一番好きな外国人なんだ!」
と教えてくれたことを思い出します。
トムさんはアテネ市内のプラカをきれいにしながら、
粗大ゴミを利用していろいろ道行く人を楽しませてくれます。
トムさんは左側の入口から出てきて、文字を書きはじめました。
数日前に塗り替えた板塀のキャンパスはきれいに乾いています。
まぁ、世の中、いろいろありますが、、。
食料自給率は高いので、なんとかなるでしょう。
あのぅ、ギリシャで暴動ナンタラカンタラありましたが、これからもあると思いますが、
今は静かです。そしてギリシャ晴れの青空で、ギリシャ全体が暢気です。
人々は、経済危機は困ったもんだなぁとコーヒーを飲みながら、しゃべっているようです。
インターネットでレスを立てて燃える人たちではないのです。
彼らは喫茶店の外席が好きなのです。たとえ無職でも、
堂々とコーヒーを飲んでみんなと話をするのが好きです。
無職のことをとやかく言う人たちもいません。
私も考えてみればムショクです。
家で、無銭飲食、略してムショクできます。
ギリシャにインターネットは普及していますが、一般的に人々は
自宅ベランダ或いは外の喫茶店でコーヒーを飲みながらのおしゃべりが好きです。
ネット好きというのは、私のギリシャ人の友人知人はではほぼいません。
ギリシャの若いネットユーザーは日本のアニメを見ているようです。
ギンコン、その他、なんかそのようなことを言っていたギリシャの女の子がいたりします。
その女の子は腰に左手をあてて、右手の人差し指をぐっと前に出し、
日本語で、君の事を愛しているんだ!、、ぶったまげましたが、、。
現在のギリシャがどのような感じかというと、
前政権下で60種類の税金が増え、そして現政権でさらに増税で、
国民が税金倒産になるかも、、、固定資産税が心配です。
税金のかけ方が異常であると、われらがギリシャ正教のお坊さんが、
ヨーロッパの裁判所に訴えに行くらしいです。
このごろはデモも暴動もありませんが、デモや暴動やる人たちって場所が決まっています。
ほかの人はそこに行かないので、テレビで見たりし、やってる、やってる、という感じです。
映像や写真に撮るとすごいですが、そういうのはずっと張り付いていないと
クライマックスが撮影できません。そしていいものが世界のテレビに流れます。
私は買い物とかあるときは、やってるやってると暴動見ながら、脇を通過します。
西アジアにバケーションがに行っていたアポロン神がデルフィに戻り、
その留守を預かっていた芝居・祭・狂乱・酒を司るデュオニソス神が自由になりました。
世の中大変ですが、まぁ、大変な中にも喜びを見つけ、日々を大切にしたいと思います。
お手間をかけて申し訳ありませんが
投票よろしくお願いします。
にほんブログ村
日本は豊かに見えて、ホントに何でも揃っていて手に入りますが、ほとんどが外国からの輸入品です。
食料も衣類も、もちろん車社会の必需品の石油も全部輸入品です。
トムさんみたいに不買い運動しようにも、国産品は数が少なくて高価で庶民にはなかなか買えない変な日本です。
家で無銭飲食でムショク!(爆)
私もいつかそうなりたいと思いつつ、拾った犬猫のご飯代稼ぎに働いてます(^^;)
GERMANとFRENCHに、逆の意味での思いいれでもあるのでしょうか?(笑)
有名で私の大好きだった桜木町のガード下の落書きの壁が
何年か前にすっかり消されてきれいになってしまいました。
行政側が消しても消してもまた描かれる落書き。
じつは落書きなんかじゃなく
本当にすばらしいアートだったのに、残念でしかたがありません。
トムさんを見て、ふとそんなことを思い出しました。
漫画天才バカボンのレレレのおいじさんのようにのどかでした。
道路も何十年も穴ぼこだらけで、いつも工事中で、そのうち分かるでしょう。
時は聞かれもせぬにしゃべる饒舌家であります。