イシス女神のイシス結び ラコニア出土 |
Άγαλμα της Ίσιδος(Προέρχεται Πιθανότατα από τη Λακωνία)
Statue of Isis(Probably from Lakonia)
アテネ国立考古学博物館
Εθνικό Αρχαιολογικό Μουσείο της Αθήνας
National Archaeological Museum of Athens
このイシス女神像はおそらくペロポネソス半島ラコニア県で出土とか書かれていました。
ラコニアの遺跡をいろいろ調べてみましたが、イシス神殿遺跡が見つかっていないようです。
今も発掘中の遺跡はたくさんあるので今後のことは分かりません。
イシス女神はエジプトの女神で、アレクサンドロス大王のエジプト遠征以後、
一揆にギリシャ的風貌で、このような彫像が出てきます。
西暦200年頃の彫像です。
イシス結び
まず頭にベールとその上に王冠をかぶっています。
服装、、、キトンを身につけ、その上にヒマティオンを羽織っています。
そしてそのヒマティオンの胸の下の中央で結ばれています。
これをイシス結びといい、彫像が発見された時には、この特徴から、
イシス女神と判断されるのです。
この数年の間に、マラトン海岸近くで、イシス女神神殿とエジプトの神々の神殿が発掘されています。
昨日見に行きましたが、中に入ることはできませんでしたが、
強固なフェンスに外側から少し垣間見ることができました。 そこの彫像はエジプト風でした。
見えましたが、撮影禁止であり、発掘中で、まだ土中の掘り返しが済んでいません。
発掘作業というのは膨大な時間と資金もけっこういります。
いつ遺跡を見ることができるのでしょうか?
果てしない明日を想像しました。
彫刻とは思えません。
下の記事の、ぶどうかオリーブ絞り機かはわかりませんが
汁の流れ出す口がとてもきれいにできていて、びっくりしました。
特に一番最後の写真。
すばらしいですね。
当時のかたたちの知恵と工夫がまたひとつ。
若い頃、日本でですが遺跡発掘のアルバイトしてました。
掘ったらお江戸の東京ですが、いきなり縄文土器とかでて面白かったです。
ギリシャの彫像はどれも美しくて優雅ですね。
古代になるほど文化の違いがわかります。
進行の中に入れていきました。
ぶどうの絞り器はミノア時代からローマ時代まで、大体このような形の絞り器です。
その時間の流れは二千年くらいあるかもしれません。
表情が首をひねって上を向いていたち、下を向いていたりと技術が向上していきます。
文化の違いというよりも、文化の進化ということかなと思います。