ロードスのニンフの洞窟 |
《ニンフェア》洞窟神域
Σπηλαιώδη Ιερά 《Νυμφαία》
《Nymphaea》Cave Sanctuaries
ロードスのアクロポリス☆Aκρόπολη Pόδου ☆Acropolis of Rhodes
(ロードス島ロードス市スミス山あるいアイオス・ステファノス山)
ΝυμφαίαはΝυμφαίοの複数形ですニンフ(妖精)の神域という意味です。
ΙεράはΙερόの複数形なので、イエレアス(神官)が儀式を行うところイエロ(神域)が複数あるということでしょうか?
現代ギリシャ語でニンフはニンフィ(νύμφη)と言います。
古代はニンフ崇拝があって、たいていの古代都市建設の場合は、
水源が重要視され、信仰されていました。
このニンフの洞窟はいつごろ建設されたものかはわかりませんが、
紀元前5世紀ころの古代ロードスが建設されたので、その後だということは確かです。
わかり次第加筆していきます。
このような看板があって、その後ろのほうに人工洞窟が二つあります。
地下にあるので、地上神殿とは、雰囲気が違います。不思議な感じがしました。
その1 海側の道路沿いのニンフの洞窟
四角形に石を組んだ形の穴の中がニンフの洞窟です。
右側の白イ大理石が乗っているところが小さな階段のついた入り口になっています。
階段の正面はこのような感じです。危険なので入ることができません。
四角い穴方中をのぞくとこのような感じです。
さきほどの階段入り口をおりてくると、この中にはいれるようです。
また左側の壁に細い階段の跡がありました。
その2 もうひとつのニンフの洞穴
ラジオやテレビの塔が立ち並ぶ側のニンフの洞穴は地上から見るとこのように撮影できました。
こちらも中へは入ることができないようになっていました。
このニンフの洞窟の入り口は、その1と比べたらずっと長いです。
入り口の突き当たりはこのような感じでした。
その1と中は似たような感じです。
なんとなく中に入ったら魂をとられそうで怖い感じがします。
この洞窟の窓のように掘ってあるのは何でしょう?
丸い貯水槽から撮影
この丸い貯水槽のようなものから二つのニンフの洞窟が撮影できました。
歩くときは気をつけないと、穴だらけで落ちてしまいます。
ギリシャの遺跡は日本だったら、危険!という看板あるいは、見学禁止になりそうないせきがけっこうあります。
ギリシャでの遺跡見学は注意して歩きましょう。
投票よろしくお願いします。
☆☆☆
遠めから、見てます。 lemonodasos さん、気をつけてください。
足ふみはずすようなことありませんように。
どんなニンフたちがいたのかなー
想像力豊かなギリシャの民
きっと面白いニンフがたくさんいたはずですね
ローマ人はそれほど想像力豊かというわけでは
なかった気がしていますが
ギリシャは面白い。
多くの芸術作品も想像力の豊かさのおかげでしょう。
面白かった。
今日もスマイル
この洞窟に棲んでいたニンフは「水の精」 でしょうか?
往時は、美しく愛らしいニンフが棲むにふさわしく、緑深い
草原や、澄み切った水の流れが見られたのでしょうね。
行ってみたいです。
あまり馴染みの無いものなので驚かされます。
あまり人は行きませんが、古代の人たちは八百万の神々を祭って、
大小さまざま神殿や祠を建てたようです。
神々に対して怠りなく礼儀を尽くしていたのでしょう。
日本も古いのですが、石の文化だと残るので、すごい!と
思ってしまうのかもしれません。
日本の縄文土器を見ると、ギリシャの古代と共通して煮炊きできるもの
を作っていています。
ギリシャの本で眉唾ですが、日本へ行ったギリシャ人というのがあります。
そこはまっさかさまに地上300メートルかもっと、、、進入禁止は当然だと思いました。
海、川、牧場、山、森、、自然の中にたくさんいたのでしょう。
古代都市の中にあるニンフの神域はたいてい水の枯渇ないようにと、
建てられたのかもしれません。
少なくともコリントスやほかの古代都市は共同泉場の神域があります。
そして泉の名前もニンフの名前がついています。
しかしロードスのこの神域は詳しい資料がないのでなんともいえません。
のんびりのびのびムードはなく壮絶です。
ローマ神話になるとロマンティックな部分がたくさん出てきます。
なんというか、、、神でも妖精でもその生活は一筋縄でなく人間のよりも
気まぐれでひどい過ちを犯します。
そういう神々のとばっちりが天変地異となって人間の生活を狂わすことが多いです。
まじめに信仰しないとたいへんだったのかもしれません。
植物などの保護の役割があったようです。
コリントスとその周辺の遺跡のニンフの神域は都市の水の供給源の泉のそばにあり、
その泉の名前は妖精たちのものが多いです。